金色のガッシュベル!!
#35 魔鏡編 灼熱の最終決戦
魔鏡の力によりパワーアップしたグリサに、清麿とガッシュが突撃する。得意の連係で敵の隙を突こうとするが、グリサの火炎魔法マグマ・カスケドのすさまじい破壊力により、逆に叩き伏せられてしまった。ボロボロの清麿とガッシュを前に、究極の力を得たことを狂喜するグリサとハカセ。しかし清麿たちはそんな二人を否定してみせる。物に頼り手に入れた強さなど、断じて本当の強さではない。自分を変えようとする意思がなければ、人も魔物も決して成長することはできないのだと------。
清麿たちの言葉など聞く耳を持たないハカセとグリサは、とどめを刺すべくブレズトの術で攻撃してくる。ラシルドさえも打ち砕くその威力に、まさに絶体絶命となったその瞬間、詞音が魔鏡を奪うべくハカセに体当たりをした。その拍子で地に落ちる魔鏡。ニャルラトを失い放心状態だった詞音だが、清麿たちの言葉を聞き、自分が今までニャルラトに頼り、現実から逃げていたことに気付いたのだった。しかしその決意もむなしく、詞音は弾き飛ばされ、魔鏡はハカセに拾われてしまう。
ニャルラトの仇を討つため、そして詞音の勇気に応えるため、清麿とガッシュは最期の力を振り絞り立ち上がる。うろたえつつも、勝負を決めるべく最強の術ヒオウ・ブレズドを発動させるハカセ。炎の魔人と化したグリサと、清麿とガッシュのすべての想いを込めたバオウ・ザケルガが、灼熱のフィールド上で激突する。その衝撃は木々をなぎ倒し、大気さえ震わせた。グリサが優勢かと思われたその時、突然ハカセの持つ魔鏡が砕け散った。詞音の体当たりで地面に落ちたときに、ヒビが入っていたのだ。力を失ったグリサとハカセを、電撃の龍が押し潰す。グリサの本は燃え、清麿たちはついに勝利を手にしたのだった。
数日後、清麿とガッシュに別れを告げる詞音の姿があった。自分の力で新たな一歩を踏み出すため、この街を離れる決心をしたのだ。寂しく思いつつも、明るく見送る清麿とガッシュ。頬をつたう涙をぬぐい、元気いっぱいの笑顔で、詞音は走り出した。
清麿たちの言葉など聞く耳を持たないハカセとグリサは、とどめを刺すべくブレズトの術で攻撃してくる。ラシルドさえも打ち砕くその威力に、まさに絶体絶命となったその瞬間、詞音が魔鏡を奪うべくハカセに体当たりをした。その拍子で地に落ちる魔鏡。ニャルラトを失い放心状態だった詞音だが、清麿たちの言葉を聞き、自分が今までニャルラトに頼り、現実から逃げていたことに気付いたのだった。しかしその決意もむなしく、詞音は弾き飛ばされ、魔鏡はハカセに拾われてしまう。
ニャルラトの仇を討つため、そして詞音の勇気に応えるため、清麿とガッシュは最期の力を振り絞り立ち上がる。うろたえつつも、勝負を決めるべく最強の術ヒオウ・ブレズドを発動させるハカセ。炎の魔人と化したグリサと、清麿とガッシュのすべての想いを込めたバオウ・ザケルガが、灼熱のフィールド上で激突する。その衝撃は木々をなぎ倒し、大気さえ震わせた。グリサが優勢かと思われたその時、突然ハカセの持つ魔鏡が砕け散った。詞音の体当たりで地面に落ちたときに、ヒビが入っていたのだ。力を失ったグリサとハカセを、電撃の龍が押し潰す。グリサの本は燃え、清麿たちはついに勝利を手にしたのだった。
数日後、清麿とガッシュに別れを告げる詞音の姿があった。自分の力で新たな一歩を踏み出すため、この街を離れる決心をしたのだ。寂しく思いつつも、明るく見送る清麿とガッシュ。頬をつたう涙をぬぐい、元気いっぱいの笑顔で、詞音は走り出した。