金色のガッシュベル!!
#34 魔鏡編 夕陽に染まった涙
復活した魔鏡を奪って逃走したグリサを、清麿とガッシュ、そして詞音とニャルラトが追う。グリサを無線で誘導し、清麿たちをあらかじめ用意しておいた罠に誘い込むハカセ。しかし清麿たちはニャルラトの術によりそれらの罠を次々と突破する。そしてついに、ハカセこと房市一郎がその姿を現した。
ことの顛末を理解できない清麿たちに、魔鏡の力があれば王を決める闘いから逃れられるというのは真っ赤なウソだったことを明かすハカセ。愕然とする詞音、怒りに燃えるニャルラトを前に、ハカセは魔本の光を魔鏡に反射させ、グリサに浴びせる。すると突如、グリサがおぞましい雄叫びとともに巨大で凶悪な姿へと変身した。魔物の力の増幅----------これこそが魔鏡の持つ本当の力だったのだ。
ハカセがブレズドの呪文を唱えると、グリサの指先から凄まじい火炎がほとばしり、辺りを焼き尽くす。その圧倒的な威力に戦慄する清麿とガッシュ。しばし敵とにらみ合う。戦端を拓いたのは、怒髪天を突くニャルラトの攻撃だった。詞音も後に続く。しかしグリサは、飛びかかるニャルラトをいとも簡単に弾き飛ばしてしまう。とどめを刺そうとするグリサの前に、詞音が毅然と立ちふさがった。
詞音を助けようとガッシュが放った電撃も、グリサに傷ひとつつけることができない。グリサの地獄の業火が詞音に迫ったその瞬間、最後の力を振り絞りニャルラトが体当たりで詞音を救う。しかしニャルラトの魔本は炎に包まれてしまった。泣き叫ぶ詞音の腕の中で、ニャルラトの体は光に包まれ消え去った。
詞音の純粋な想いを踏みにじったハカセとグリサに、激しい怒りをたぎらせる清麿とガッシュ。そんな清麿たちの姿を一笑に付し、マグマ・ガランの術で周囲に炎のフィールドを演出してみせるグリサ。あいつらは、必ず俺たちの手で倒す! その決意を胸に、清麿とガッシュは突進する。呪われた魔鏡をめぐる悲劇の闘いに、今、終止符を打つために!
ことの顛末を理解できない清麿たちに、魔鏡の力があれば王を決める闘いから逃れられるというのは真っ赤なウソだったことを明かすハカセ。愕然とする詞音、怒りに燃えるニャルラトを前に、ハカセは魔本の光を魔鏡に反射させ、グリサに浴びせる。すると突如、グリサがおぞましい雄叫びとともに巨大で凶悪な姿へと変身した。魔物の力の増幅----------これこそが魔鏡の持つ本当の力だったのだ。
ハカセがブレズドの呪文を唱えると、グリサの指先から凄まじい火炎がほとばしり、辺りを焼き尽くす。その圧倒的な威力に戦慄する清麿とガッシュ。しばし敵とにらみ合う。戦端を拓いたのは、怒髪天を突くニャルラトの攻撃だった。詞音も後に続く。しかしグリサは、飛びかかるニャルラトをいとも簡単に弾き飛ばしてしまう。とどめを刺そうとするグリサの前に、詞音が毅然と立ちふさがった。
詞音を助けようとガッシュが放った電撃も、グリサに傷ひとつつけることができない。グリサの地獄の業火が詞音に迫ったその瞬間、最後の力を振り絞りニャルラトが体当たりで詞音を救う。しかしニャルラトの魔本は炎に包まれてしまった。泣き叫ぶ詞音の腕の中で、ニャルラトの体は光に包まれ消え去った。
詞音の純粋な想いを踏みにじったハカセとグリサに、激しい怒りをたぎらせる清麿とガッシュ。そんな清麿たちの姿を一笑に付し、マグマ・ガランの術で周囲に炎のフィールドを演出してみせるグリサ。あいつらは、必ず俺たちの手で倒す! その決意を胸に、清麿とガッシュは突進する。呪われた魔鏡をめぐる悲劇の闘いに、今、終止符を打つために!