金色のガッシュベル!!
#32 魔鏡編 詞音の悲しき秘密
ガッシュに魔鏡のかけらをくれるよう頼む詞音だったが、ガッシュはこれは宝物だと言って手放そうとしない。ある理由でどうしてもそれを手に入れなければならない詞音は、やむをえずガッシュからかけらを奪う決意をする。
次の日の朝、清麿たちといっしょに学校に行く詞音。その途中、急に真面目な顔になり言う。たとえこの先嫌われるようなことがあっても、ふたりと友達になれて本当に良かった-----------。そのときの清麿たちには、なぜ詞音がそんな悲しいことを口にするのか、わからなかった。
学校で、あの手この手でかけらを奪おうとする詞音だが、結局チャンスを掴むことができない。帰り道、詞音はガッシュが一人になったところで、かけらをくれるよう最後のお願いをする。どうしてもいやだと答えるガッシュ。覚悟を決めて詞音が取り出したものは、魔本だったのだ。ニャルラトは魔物だったのだ。
詞音がパペルトの呪文を唱えると、ニャルラトの踊りにつられてガッシュも踊り出す。しかし本当は闘いたくないニャルラトは、ガッシュの動きを完全に支配することはできなかった。やむなく最強の術・ペルクで一気に勝負に出る詞音。ニャルラトから放たれた無数の針がガッシュに迫ったその瞬間、駆けつけた清麿が唱えたザケルが間一髪ガッシュを救う。
「どういうことだ!?」激しく問いつめる清麿に、詞音は泣きながら事情を語り始めた。両親を亡くし、辛い思いをしていたときに家に迷い込んできたニャルラトは、すぐに詞音にとってかけがえの無い存在となった。しかしニャルラトが魔物であること、本を燃やされれば離れ離れになってしまうことを知った詞音。ニャルラトと別れるなんて、そんなの絶対に嫌!------------そんな詞音の前にグリサと名乗る魔物が現れ、魔鏡のかけらを三つ全て集めれば、二人はずっと一緒にいられると教えたという。
詞音の胸のうちにひそむ悲しみを知ったガッシュは、詞音に魔鏡のかけらを差し出す。「私たちは、友達なのだ」それは、やさしい王様を目指すガッシュの、友情の証だった。
次の日の朝、清麿たちといっしょに学校に行く詞音。その途中、急に真面目な顔になり言う。たとえこの先嫌われるようなことがあっても、ふたりと友達になれて本当に良かった-----------。そのときの清麿たちには、なぜ詞音がそんな悲しいことを口にするのか、わからなかった。
学校で、あの手この手でかけらを奪おうとする詞音だが、結局チャンスを掴むことができない。帰り道、詞音はガッシュが一人になったところで、かけらをくれるよう最後のお願いをする。どうしてもいやだと答えるガッシュ。覚悟を決めて詞音が取り出したものは、魔本だったのだ。ニャルラトは魔物だったのだ。
詞音がパペルトの呪文を唱えると、ニャルラトの踊りにつられてガッシュも踊り出す。しかし本当は闘いたくないニャルラトは、ガッシュの動きを完全に支配することはできなかった。やむなく最強の術・ペルクで一気に勝負に出る詞音。ニャルラトから放たれた無数の針がガッシュに迫ったその瞬間、駆けつけた清麿が唱えたザケルが間一髪ガッシュを救う。
「どういうことだ!?」激しく問いつめる清麿に、詞音は泣きながら事情を語り始めた。両親を亡くし、辛い思いをしていたときに家に迷い込んできたニャルラトは、すぐに詞音にとってかけがえの無い存在となった。しかしニャルラトが魔物であること、本を燃やされれば離れ離れになってしまうことを知った詞音。ニャルラトと別れるなんて、そんなの絶対に嫌!------------そんな詞音の前にグリサと名乗る魔物が現れ、魔鏡のかけらを三つ全て集めれば、二人はずっと一緒にいられると教えたという。
詞音の胸のうちにひそむ悲しみを知ったガッシュは、詞音に魔鏡のかけらを差し出す。「私たちは、友達なのだ」それは、やさしい王様を目指すガッシュの、友情の証だった。