イギリスで清麿は荷物を盗まれた。犯人は少年。ガッシュが必死に追い捕まえた、その少年の名前は「セッコロ」と言った。セッコロとガッシュはなぜか仲良くなってしまう。しかもセッコロは腕に怪我をしていたので、清麿も放ってもおけなくなり、親父のいる大学まで連れて行き、そこで治療してもらうことにする。しかし、いざ大学に到着すると清麿の親父の姿は無く、その研究室は荒らされていた。
　その荒らされた研究室に残されていた花を見たセッコロの表情が急変した。何か知っているようだ・・・。セッコロの話によると、半年前くらいから近くの古城に悪魔が住み始め、周辺の住人たちは様々なものを貢がされ、従わない者のところには鎧の騎士が襲ってきて、人をさらっていくというのだ。セッコロの父母も古城に行ったきり帰ってこないのだという。
　親父もどうやら、その古城の悪魔にさらわれたらしい。親父を助けるために古城へと向かうガッシュと清麿。途中フォルゴレとキャンチョメが助太刀にやってきて同行することとなる。古城に潜入したガッシュたちの前に現れたのは、鎧騎士たち。いくら攻撃しても立ち向かってくる鎧騎士。驚愕すガッシュたち。ジケルドで何とか鎧騎士を片付けたガッシュたち。
　次の部屋では大量の剣の攻撃にラシルドで撃退。第三の部屋へと進む。ここは落とし穴の部屋。フォルゴレとキャンチョメは落とし穴に消えていった。ガッシュと清麿は遂に玉座の間までたどり着く。そこにいたのはバルトロという魔物であった。あまりにも巨大なバルトロに苦戦するガッシュたち。ザケルを何度当ててもびくともしないのだ。しかし清麿はついにバルトロの秘密を探り出す。鎧騎士も空洞だったその体内に花がついていた。バルトロにも同じ花がついている。バルトロの能力は花を使って物を操る力だったのだ。巨大に見えたバルトロは実は本体はなく、花によって操作されていたものだったのだ。花を攻撃すれば、巨体を操ることが出来なくなる！さぁ！反撃と思ったのもつかの間、フォルゴレたちが人質となっていた！