第125回 2005年9月25日(日)放送 あらすじ

#125 非情なるリオウ 呪われし魔物 いざファウードへ

 ファウードの脅威から世界を守る為、旅立つ決意を固めた清麿。出発の準備を行う清麿の元に、ナゾナゾ博士からの連絡が入る。「清麿君の不安が当たったようだ。ウォンレイとリィエンが数日前から行方不明になっておる。村の人の話を聞いたら、ウォンレイたちが姿を消す前に、村によそ者が来たらしい」村人が書いた似顔絵に描かれていたのは、ロデュウとチータの二人。「ウォンレイのもとにあいつらが・・・。く・・・、ロデュウと戦い、捕らえられたのかも・・・」と、その時、突如清麿の背後に案山子のような式神(ゼオンからのメッセンジャー)が出現する。「お前らが追っている魔界の建造物にウォンレイはいる。建造物の真の名はファウード。そのファウードの復活の為に、リオウという魔物が『力』を集めている。リオウという魔物は、特別な『術』を持つ魔物。その術とは『呪い』!呪いを解く方法はファウードの鍵を壊す以外に無い」魔界の建造物ファウード、その封印を解こうとするリオウ、そしてウォンレイがいなくなった理由を知る清麿とガッシュ。「ウォンレイが奴らの仲間になったのは・・・リィエンを救う為か!?」「あと4日だ。4日で全てが終わる」そう言い残し消え去る式神。
 芸能プロダクション・マリンスタービル。恵はファウードへ向かうため、女社長に長期休暇を取れないか掛け合っている。「私の・・・大切な友達が困っているのです!お願いします!」「分かったわ・・・この間の長期休暇の時のように、人間的に一回り大きくなって帰ってきてね。それと、怪我だけはしないでね。プロなんだから・・・」「ハイ!社長ありがとうございます!」
 イタリアはミラノ。ホテルのベットの上で、頭からシーツを被ったキャンチョメがガタガタと震えている。そこに戻ってきたフォルゴレ。「嫌だ、フォルゴレ!今度だけはやめようよ!ガッシュ達が何とかしてくれるよ!!」「ガッシュ達がいなくなったら、誰が私達を守ってくれるんだ!?一緒に行くんだよ!!」ベットで震えるキャンチョメを必死で説得するフォルゴレ。
 モチノキ町の森の中。池の岸辺で術の練習をしているサンビームとウマゴン。「私達の力を強化しておかねばならない。行くぞ、ウマゴン!ディオエムル・シュドルク!!」「メルメルメ~~!!」体から凄まじい炎を迸らせるウマゴン。炎の勢いが強すぎて、サンビームの体が炎に包まれてしまう。「ぐ・・・私のことは気にするな!時間が無いんだ、早く炎のコントロールを完璧なものに!」「メルメルメーーーーーーー!!」サンビームの声に応え、更に炎を燃え上がらせるウマゴン。だが、コントロールのできない炎はますますサンビームを焼くだけ。「熱い、熱い、うわーーーーー!!」魔本を投げ出し,池の中に飛び込むサンビーム。
 決意も新たに出発する仲間達の姿。ティオと恵、ファルゴレとキャンチョメ、サンビームとウマゴン、おのおのが強い決意に満ちた表情をしている。高嶺家の玄関。勢いよくドアが開き、清麿とガッシュが飛び出してくる。「まずはキャンチョメだ。ファウードについての手掛かりを、少しでも聞き出す!」「ウヌ!ウォンレイとリィエンは、悪の手には渡さぬ!必ず我で助け出そうぞ!」通りへ駆け出す清麿とガッシューーーーーーーー

キャスト

高嶺清麿
 … 櫻井孝宏
ガッシュベル
 … 大谷育江
水野鈴芽
 … 秋谷智子

 … 前田 愛
高嶺清太郎(清麿の父)
 … 置鮎龍太郎
高嶺華(清麿の母)
 … 山崎和佳奈

スタッフ

■企画
 金田耕司(フジテレビ)
 関弘美(東映アニメーション)
 都築伸一郎(小学館)
 木村京太郎(読売広告社)
■原作
 雷句 誠
(小学館週刊少年サンデー連載中)
■プロデューサー
 高瀬敦也(フジテレビ)
 櫻田博之(東映アニメーション)
 池田慎一(読売広告社)
■シリーズディレクター
 貝澤幸男
■シリーズ構成
 大和屋暁
■キャラクターデザイン
 大塚 健
■脚本
 大和屋暁
 山田隆史
 まさきひろ
 広平虫
 ほか
■美術
 渡辺佳人
■製作担当
 岡田将介

バックナンバー