金色のガッシュベル!!
#123 唸れプライド バリーVSテッド 消えるのはどっち?
北米大陸をバイクで旅するテッドとジードの二人。既に世界の半分を旅したが、テッドが探す魔物、チェリッシュの手掛かりは全く見つかってなかった。
そんなある時、トイレで自慢のリーゼントを整えていたテッドは、同じく髪を整えていた魔物バリーと出会う。お互い髪型のことで口論になった二人。争いは殴り合いの喧嘩にまでエスカレート。完全に頭に血が上った二人は、改めてパートナーを連れて決着をつけることになった。バリーたちより先に決着の場、山頂についたテッド達。そこには豊かな花畑が広がっていた。「そっくりだ。チェリッシュの好きだった花に。あいつ、この花を髪に飾ってよく・・・」と、次の瞬間、テッドの鼻先で花がバッと飛び散ってしまう。降下して来たバリーによって、ほとんどの花が吹き飛ばされてしまったのだ。「てめえ!さがれ!その花から足をどけろ!」呪文の力で加速し、一気に突っ込むテッド。持ち前のスピードでバリーを翻弄し、コンビネーション連打を叩き込む。「ぐあああっ!」「肉体強化の術か・・・、下がれバリー!」
バリーのパートナーであるグスタフは、テッドの得意技を肉体強化による肉弾戦と見抜くと、バリーに距離を取るよう指示を出す。「ゾニス」を連発され追い込まれるテッド。ついに至近距離での「ゾニス」を喰らい、深刻なダメージを負ってしまう。よろめくテッドの姿に勝利を確信するバリー。だが、よろめきながらも立ち上がるテッドの目の輝きにかつてのガッシュの姿がだぶる。「ガッシュと、おんなじじゃねえか・・・。あいつは、なぜ諦めない」テッドの足下に咲く一輪の花。その花を目にし、意識を失いかけていたテッドの脳裏にチャリッシュの姿が浮かぶ。「ギアを上げろ、ジード・・・。トップ、ギアだ!」「無茶だ、テッド!そんな身体でトップギアだなんか使ったら・・・「勝つにはそれしかねえ・・・。こんなところで負けるわけにはいかねえ。チェリッシュが待ってるんだ!」
一歩も退かないテッドとバリー。両者はついに最強呪文をぶつけ合う!「う、おおお!」「で、やああ!」山頂が、大技同士の激突に激しく輝き、巨大な轟音があたりに響いた。山頂から離れた未舗装の道を歩くバリーとグスタフ。「なぜ最後まで戦わねえ!おれはまだやれたぞ!」衝撃を受けボロボロになりつつも、グスタフに不満をぶつけるバリー。「バリー、お前の目指す王もまた困難な道だ。今のお前ではまだ辿り着けぬな。あのようなものたちとの決着はもっと後だ。それまでもっと学ぶのだ」「ったくよう。貸しのある相手が増えるばかりじゃねえか。ガッシュといい、あのテッドといいな」そう不満を言うも、どこか得心のいった顔のバリーであった。
一方、一直線の道をバイクで疾走するテッドとジード。後席のテッドの顔には、バンソコウが貼ってある。チェリッシュの好きだった花は見つかったものの、結局チェリッシュが見つからなかったテッド。だが、その表情に悔しさは無く、決意に満ちていた。「諦めるもんかよ・・・。決してな」風を切り、バイクは走り続けていくーーーーーー。
そんなある時、トイレで自慢のリーゼントを整えていたテッドは、同じく髪を整えていた魔物バリーと出会う。お互い髪型のことで口論になった二人。争いは殴り合いの喧嘩にまでエスカレート。完全に頭に血が上った二人は、改めてパートナーを連れて決着をつけることになった。バリーたちより先に決着の場、山頂についたテッド達。そこには豊かな花畑が広がっていた。「そっくりだ。チェリッシュの好きだった花に。あいつ、この花を髪に飾ってよく・・・」と、次の瞬間、テッドの鼻先で花がバッと飛び散ってしまう。降下して来たバリーによって、ほとんどの花が吹き飛ばされてしまったのだ。「てめえ!さがれ!その花から足をどけろ!」呪文の力で加速し、一気に突っ込むテッド。持ち前のスピードでバリーを翻弄し、コンビネーション連打を叩き込む。「ぐあああっ!」「肉体強化の術か・・・、下がれバリー!」
バリーのパートナーであるグスタフは、テッドの得意技を肉体強化による肉弾戦と見抜くと、バリーに距離を取るよう指示を出す。「ゾニス」を連発され追い込まれるテッド。ついに至近距離での「ゾニス」を喰らい、深刻なダメージを負ってしまう。よろめくテッドの姿に勝利を確信するバリー。だが、よろめきながらも立ち上がるテッドの目の輝きにかつてのガッシュの姿がだぶる。「ガッシュと、おんなじじゃねえか・・・。あいつは、なぜ諦めない」テッドの足下に咲く一輪の花。その花を目にし、意識を失いかけていたテッドの脳裏にチャリッシュの姿が浮かぶ。「ギアを上げろ、ジード・・・。トップ、ギアだ!」「無茶だ、テッド!そんな身体でトップギアだなんか使ったら・・・「勝つにはそれしかねえ・・・。こんなところで負けるわけにはいかねえ。チェリッシュが待ってるんだ!」
一歩も退かないテッドとバリー。両者はついに最強呪文をぶつけ合う!「う、おおお!」「で、やああ!」山頂が、大技同士の激突に激しく輝き、巨大な轟音があたりに響いた。山頂から離れた未舗装の道を歩くバリーとグスタフ。「なぜ最後まで戦わねえ!おれはまだやれたぞ!」衝撃を受けボロボロになりつつも、グスタフに不満をぶつけるバリー。「バリー、お前の目指す王もまた困難な道だ。今のお前ではまだ辿り着けぬな。あのようなものたちとの決着はもっと後だ。それまでもっと学ぶのだ」「ったくよう。貸しのある相手が増えるばかりじゃねえか。ガッシュといい、あのテッドといいな」そう不満を言うも、どこか得心のいった顔のバリーであった。
一方、一直線の道をバイクで疾走するテッドとジード。後席のテッドの顔には、バンソコウが貼ってある。チェリッシュの好きだった花は見つかったものの、結局チェリッシュが見つからなかったテッド。だが、その表情に悔しさは無く、決意に満ちていた。「諦めるもんかよ・・・。決してな」風を切り、バイクは走り続けていくーーーーーー。