第120回 2005年8月21日(日)放送 あらすじ

#120 見られてオヨヨヨ~ ときめくモモン ティオ大爆発!

 砂場で砂山を築き遊ぶガッシュ、ティオ、ウマゴンの三人。そこに困り顔のシスター、エルがやってくる。「あの・・・坊や達、ここらへんで迷子見ませんでしたか?一度見たら忘れられない顔で、おサルさんとウサギを足して2で割ったような」聞けばエルは、モモンという連れとはぐれたのだという。しかし、ガッシュはエルのバックからはみ出た魔物の本を発見する。「ウヌ・・・、ひとつ聞きたいのだが、お主、魔物の本の使い手なのだな?」「オヨヨヨ!?」「じゃ、じゃあ、あなた達は、魔物の子たち?オヨヨヨヨヨ~!初めて出会えましたわ」大いに驚くエルであった。一方その頃、河原を歩く清麿とスズメの二人。歩いていると、バシャバシャという音に気付き、河原を見ると、子供が一人溺れている。川に飛び込み子供を助ける清麿。だが、その子は先程エルが行方を探していたモモンだったのだ。サルともウサギともつかない顔。頭にはウサギの大きな耳がつていて、なぜか片手には誰のものとも知れないブラジャーを握っている。その人間とも動物ともつかない容貌に、清麿はモモンが魔物であると気付いたが、モモンも清麿の魔物の本を発見してしまう。次の瞬間、モモンは突如清麿のズボンをずり下げたかと思うと、一瞬隙ができた清麿に飛び蹴り!清麿は河にダボーンと吹っ飛ばされてしまう。
 清麿の家、居間。ガッシュたちは、エルと話している。「ウヌウ。では、戦いに来たわけではないのだな」「ええ。王を決める為に戦うなんて間違っています。私は、争いを止めさせる為に旅をしているんです」そんなエルの話に少なからず共感するガッシュたち。自分たちが誰彼構わず戦ってはいないこと、パートナーの清麿が優しい人間であることをエルに伝える。「素敵な方、ぜひともお会いして・・・」そのとき鬼の形相の清麿が部屋に飛び込んでくる。「ガ-------------ッシュ!表出ろ!戦いだーっ!」モモンに対して怒り狂う清麿。そしてさらにその背後、窓の外に現れるモモン。すぐさまモモンに気付いた清麿、ガッシュを連れ出し凄まじい形相で追いかける。叫びながら追う様はまるでなまはげのようだ。「モモンと私は平和を説くために旅してるのです。その証拠に一度も戦っていません!いや、一度も魔物と出会ってなかったのです」清麿に追いすがり、必死に説得を試みるエル。その言葉に思わず振り向いた清麿は、奇妙な光景を目にする。ティオのスカートが跳ね上がり、そこから耳が生えている。いつの間にか背後に回ったモモンが、ティオのスカートをめくり上げていたいたのだ。スカートをめくられ逆上するティオ。清麿と共に、モモンを追いかけ出す。「このサル!サル!清麿ーっ!意地でもあのサルを捕まえるわよー!!」工事現場で、屋根の上で、木々の間で、二人はモモンに何度も飛び掛かるが、驚異的なすばしっこさのモモンに触れる事さえ出来ない。そんなモモンの様子を見て、ようやくいつもの冷静さを取り戻した清麿。「一度も魔物と出会っていない」という言葉から、モモンの能力、魔物を察知する驚異的な感覚に気が付く。そこで、清麿は一計を案じることに。魔物は察知出来ても人間は察知出来ないだろうと、バナナをおとりに罠を設置。見事モモンを捕まえることに成功する。ここぞとばかり、モモンに復讐しようとするティオ。「よーし!袋叩きよ!」「ほーら、ティオ、その辺にしてあげなさい。あの子もいたずらが過ぎただけでしょ」
 仕事から帰って来た恵が現れ、ティオを止める。恵にたしなめられ、怒りを静めるかに見えたティオだったが、モモンの手に戦利品のようにはためく布地があるのに気が付いた。それは『チュリピュア』プリントが入ったティオのパンツ。それを見て、目玉がひん剥くほどのショックを受けたティオ。怒りに髪が逆立ち、鬼神のような表情でモモンを睨みつける。「グウアアアアア---------!!!」チュリピュアのパンツが風にはためき-------------

キャスト

高嶺清麿
 … 櫻井孝宏
ガッシュベル
 … 大谷育江
水野鈴芽
 … 秋谷智子

 … 前田 愛
高嶺清太郎(清麿の父)
 … 置鮎龍太郎
高嶺華(清麿の母)
 … 山崎和佳奈

スタッフ

■企画
 金田耕司(フジテレビ)
 関弘美(東映アニメーション)
 都築伸一郎(小学館)
 木村京太郎(読売広告社)
■原作
 雷句 誠
(小学館週刊少年サンデー連載中)
■プロデューサー
 高瀬敦也(フジテレビ)
 櫻田博之(東映アニメーション)
 池田慎一(読売広告社)
■シリーズディレクター
 貝澤幸男
■シリーズ構成
 大和屋暁
■キャラクターデザイン
 大塚 健
■脚本
 大和屋暁
 山田隆史
 まさきひろ
 広平虫
 ほか
■美術
 渡辺佳人
■製作担当
 岡田将介

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