ガッシュに手紙が届いた。初めて自分あてに来た手紙に喜ぶガッシュ。その手紙には、「自分の手紙を燃やしてほしい」と書かれていた。親友だと言う、レインという名の友のもとへと出かけるガッシュ、そして清麿。
　親友が住むという国へと到着したガッシュと清麿。しかし指定された屋敷にはレインは居らず、ジルという意地悪そうな女性がいた。レインの居場所を聞き出すことが出来なかったガッシュたちは街へと出て、手がかりを探すことに。街で手がかりを探すが、一向に見つからない。それどころか街の人たちに誤解されて追われたりする始末。　やがてジルと会ったときに見かけた気弱そうな少年カイルがレインのパートナーらしいと知るガッシュたち。　再びジルのところに戻ってレインとカイルの居場所を聞くものの、ウソを教えられてまたしても見つけられない。そうしてとぼとぼと歩いているガッシュたちを偶然カイルが見かけた。実はレインもガッシュたちを探して出ており、そのことを知っていたカイルは一度はガッシュたちを見失ったものの、なんとかガッシュたちのあとを追うと、無理をして高い塔に登ってガッシュたちの姿をもう一度探そうとする。
　だが、塔の上でくすんで動けなくなるカイル。塔の周囲ではカイルのそんな姿を観て人だかりが出来始める。その騒ぎでガッシュたちもカイルに気づく。なんとか助けようとするが、塔の階段が崩れ始め、清麿も宙吊り状態に。ガッシュはなんとかカイルのもとにたどり着くが、二人とも落ちそうになってしまう。遂に落下する二人。その二人が大きな影が飛び上がってきて助けた。その大きな影はレインであった。ようやくレインと出会えたガッシュたち。
　レインは、カイルがあまりに気が小さいので、とても魔物との戦いに精神的に耐えられないと考え、カイルのために自分の本を燃やしてほしい、ガッシュたちに頼むのだが・・・。