第110回 2005年6月5日(日)放送 あらすじ

#110 猛襲カルディオ!雪原に燃やす闘志 ウマゴン新たな炎

 清麿とガッシュ。ウマゴン達は楽しくやっているだろうなあと思っていたそのころ・・・。ウマゴンとサンビームは窮地に立たされていた。カルディオは強烈な冷気の鎧をまとい、周囲を冷気で凍らせる。ウマゴンのゴウ・シュドルクは砕かれ、サンビームも凍てつく寒さに動きが鈍る。
 サウザーはひとり、その冷気を受けていない。特訓を重ね、パートナーを傷つけないような冷気のコントロールを身につけたのだ。その厳しい特訓風景の数々の回想をする。それを経験したふたりだからこその強さであった。
 戦いを諦めぬサンビームだったが、身体が凍り付いていく。サンビームを助けようと必死になるウマゴンが絶叫。その時、魔物の本が輝く。新しい呪文の輝き。発動したウマゴンの新しい技は、カルディオに対抗するような炎の鎧だった。ライバル意識を燃やすカルディオ。だがサウザーは冷静に諭す。あの術がすぐに扱いきれるものかと。ウマゴンの炎はサンビームの氷を溶かすが、あまりの火勢にサンビームが燃えそうになる。炎のコントロールができず、近づけばサンビームが傷つくのだ。二人は必死に炎を心でコントロールしようとするが、うまくいかない。ウマゴンが戦えば、サンビームが傷つく。その事態に怯えるウマゴン。だがサンビームが優しく諭す。
「怯えることはない。心で炎をコントロールするんだ」
「心のコントロールなんか、できるわけないんだよ!」
カルディオたちの攻撃が次々に繰り出される。倒されても倒されても立ち上がるウマゴン。傷ついても傷ついても諦めないサンビーム。
「行こう、ウマゴン、ガッシュ達も私たちの帰りを待っている」
共に戦った仲間の事を思い出す。彼らの元に帰るんだ・・・。ウマゴンが瞳に闘志を燃やし、カルディオ達へ飛びかかる。その勢いに気圧されるカルディオ。反撃を命じるサウザーの声に反応が遅れた。その攻撃は炎で作った分身。その間にウマゴン達は逃走を開始。カルディオたちの追撃をウマゴンは炎の壁で阻む。サウザーはそのコントロールに驚愕。カルディオはウマゴンの闘志に怯えた自分を悔やむ。再戦を決意し、カルディオとサウザーは自分たちの負けを認める。
 サンビームを背に逃走するウマゴン。その炎はもう、サンビームを傷付けはしない。

キャスト

高嶺清麿
 … 櫻井孝宏
ガッシュベル
 … 大谷育江
水野鈴芽
 … 秋谷智子

 … 前田 愛
高嶺清太郎(清麿の父)
 … 置鮎龍太郎
高嶺華(清麿の母)
 … 山崎和佳奈

スタッフ

■企画
 金田耕司(フジテレビ)
 関弘美(東映アニメーション)
 都築伸一郎(小学館)
 木村京太郎(読売広告社)
■原作
 雷句 誠
(小学館週刊少年サンデー連載中)
■プロデューサー
 高瀬敦也(フジテレビ)
 櫻田博之(東映アニメーション)
 池田慎一(読売広告社)
■シリーズディレクター
 貝澤幸男
■シリーズ構成
 大和屋暁
■キャラクターデザイン
 大塚 健
■脚本
 大和屋暁
 山田隆史
 まさきひろ
 広平虫
 ほか
■美術
 渡辺佳人
■製作担当
 岡田将介

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