帰国したサンビームとウマゴンは、これからの戦いに備えて作戦を練っている。ふたりの動きのコンビネーションを考え出そうというのだ。その会議中、サンビームに電話が入る。
「北海道！？」
清麿とガッシュがサンビームの家に招かれる。サンビームは仕事の研修で北海道に行かなくてはならない。仕事なのでウマゴンを連れていけない。その世話を頼まれる。ウマゴンは連れて行ってと訴えるが、サンビームはひとり機上の人に。泣き止まないウマゴンにガッシュが秘策を授ける。隠れて飛行機に乗るのだと。
「必ず元気に帰ってくるのだぞ」ガッシュの言葉に送られ、飛行機に隠れるウマゴン。だがついた先は、どうみても沖縄だった。
　サンビームは真面目に研修を終了。ウマゴンのお土産に干し草を手に入れようと郊外へ出る。牧場には馬が放たれ、元気に走り回っていたがその中にウマゴンの姿が。再会を喜ぶウマゴン。あれから散々な旅を続けて来たのだが、その話をメルメルと語ればあまりの話の長さにサンビームは寝入ってします。
　せっかくきたのだからと二人で観光に繰り出す。あの千年前の魔物との戦いの疲れを癒すかの様に、二人ではしゃぎ回る。この季節にしてはまだ雪が残るという山の中まで繰り出して遊ぶ。　雪山で遊ぶウマゴンたち。だがそこにはカルディオという魔物とパートナーのサウザーがいた。仲間とつるむ魔物を毛嫌いしている。しかもサンビームがウマゴンの本名もしらぬと舐めてかかる。　そして戦いが始まれば、サンビームとウマゴンのコンビネーション作戦は次々と不発。カウディオにぶっとばされる。
「へたな小細工に頼ろうとしたのが間違いだったな……」ウマゴンとサンビームが逆襲。ふたりの息の合いように驚くカルディオとサウザー。
「千年前の魔物との戦いを生き抜いた我々のコンビネーションを舐めないでいただこう」かさにかかって攻めようとするが、カルディオの激しい一撃に弾き飛ばされる。
「所詮は仲間の魔物と一緒じゃなきゃ生き残れなかった奴さ。おいら達には勝てねえんだよ」対立する両群営で……。