|
2003年10月12日放送
|
「旅立ち」 |
有紀学と兄・護は、空間鉄道警備隊(SDF)のシリウス小隊長として活躍する父・渉を尊敬している。
ある日、渉の乗るSDFシリウス小隊専用車両001(ビッグワン)が、惑星タビトへ立ち寄ることになり、親子は再会に喜ぶ。しかしその安息も束の間、707号列車救助のためのスクランブル発進の命令が下され、渉は出動する。父との別れを惜しむ学と護は、内緒でビッグワンに乗り込み、危険な宇宙へ旅立つことに・・・!!
そして列車の救助の後、ビッグワンは突如現れた宇宙戦艦から猛攻撃を受ける。壊滅寸前まで追い込まれ、意を決した渉は、後部車両を切り離し1人で敵戦艦に突入する…!!
|
|
|
「時の結び目」 |
SDFの入隊試験に合格した学は、引き止める母カンナを説き伏せ、故郷のタビトに別れを告げた。銀河鉄道全線の始発駅であり、SDFの本拠地である惑星ディスティニーへ向かうために550号に乗り込んだ学は、同じくSDFに入隊するルイと車内で偶然出会う。突然、列車はコントロールを失い、宇宙空間の時空のひずみ「時の結び目」に吸い込まれてしまう。タイムスリップしてたどり着いたのは、9年前の砂漠の惑星ハクメイ。そこで、学は宇宙海賊と戦う9年前の兄・護と出会い…。
|
|
|
「運命の動輪」 |
SDFに入隊した学は、父親の渉と同じシリウス小隊に配属された。そこで待っていたのは新入りの学に対して冷たい態度をとる先輩のブルース。落ち込んでいる学に、特急620号で乗客を人質にした立てこもり事件発生の連絡が入った。隊長のバルジから、学はブルースとのコンビで作戦の遂行を命じられる。犯人に銃を突きつけられ泣き叫ぶ赤ん坊とその母親の悲鳴に、衝動を抑えきれなくなった学は、突入の合図の前に1人で車両に踏み込んでしまう…。
|
|
|
「ビッグワン強奪」「闇の慟哭(前編)」「闇の慟哭(後編)」 |
「ビッグワン強奪」
惑星リオグランデで無人貨物列車が墜落したため、SDFシリウス小隊が出動した。それは宇宙海賊ガイ・サンダーが仕組んだ罠で、SDF車両ビッグワンは強奪されてしまう。海賊によるビックワンの悪用を防ぐため、銀河鉄道管理局はビッグワンの破壊を命じる。だが、捕まってビッグワン内に残されている同僚デイビッドを見捨てることができず、学は命令に逆らって1人でビッグワンに飛び込む…。
「闇の慟哭(前編)」
大マゼラン行き特急列車323号が走行中に爆破テロに遭った。SDF隊が急行すると、事故現場は残骸の海となった無惨な光景。ショックで動けなくなった学は隊員としての任務を果たせず、バルジ隊長に謹慎を言い渡される。学が落ち込んでいると、出入りの自販機業者の若者ショウに出会い、仲良くなる。その頃、ほかの沿線でも同様の爆破テロが相次ぐ…。
「闇の慟哭(後編)」
学の謹慎処分が解けた。一連の爆破テロの被害車両はすべて同じ日にディスティーを発っていることが判明、ビッグワンは次の爆破を阻止するために出動する。爆弾を発見したシリウス隊が撤去作業をしている頃、武装した爆破テロ犯は銀河鉄道管理局・管制室に進入し、レイラと対峙している。銀河鉄道に深い怨恨をいだく犯人は、復讐のため原子力電池で銀河鉄道とともに自爆しようとするが…。
|
|
|
「残照」 |
学は廃車置場で老人ホイットマンにしごかれポンコツ車両の整備をさせられている。その時、惑星ロザムントのトンネルを通過中の特急227号が磁気雪崩に巻き込まれて立ち往生し、ビッグワンが出動した。ロザムント出身で40年前の惨事を知るホイットマンは「ビッグワンを助ける」と、スクラップを目前に控えた貨物列車825号に乗り込み、銀河鉄道管理局の停止信号を無視して発車する…。
|
|
|
「記憶の回廊」 |
SDFシリウス小隊は惑星ディオで2日間の休暇を過ごすことになった。緑あふれるこの惑星には、人の辛い記憶を盗む妖精サライが住んでいるという。サライに記憶を盗まれたブルースは、昔の同僚オーウェンとの辛い過去を忘れてしまう。すると、陽気で親切な男に変貌し、これまで冷たく突き放していた学に対しても温厚に接するようになる…。
|
|
|
「分岐点」「慕情」 |
「分岐点」
宇宙に浮かぶ空間軌道ジャンクション、アルファ32分岐点で、停車中の囚人護送列車から囚人が脱走した。学はユキと組んで囚人を追いつめるが、人を助けるために作られた医療用セクサロイドのユキは、負傷して命が危ない囚人を治療しようとする。しかし、囚人はユキに発砲。SDF入隊以来、「人を助ける仕事に銃は必要ない」と銃の使用をかたくなに拒絶してきた学は、その時…。
「慕情」
ビッグワンは、立ち往生した循環特急134号を牽引して惑星コルネリアに停車した。その街でバルジ隊長はカタリナの姿を見かける。銀河鉄道最大の惨事と言われた事故で唯一の生存者だった少女カタリナが、大人になって小さなレストランを営んでいる。カタリナは若かりし頃のバルジの恋人で、甘く切ない思い出があり今でも忘れられない存在。バルジはカタリナの店の前に現れ…。
|
|
|
「黄昏」 |
間もなく消滅する運命にある惑星アーベント。全住民が他の惑星へ移住することになっており、SDFはその手伝いをしている。最後に残った住民がいないかどうかを確認するため、学は郊外地区に向かった。トンネルを抜けると、一面に広がる金色の麦畑。そこに現れた老婆は、学を見て大感激する。老婆は学を、惑星開拓のために旅立った息子マコトが成功を収めて帰郷したものと勘違いしている…
|
|
|
「運命列車」「絆」 |
「運命列車」
故郷タビトを発った学は、間違って銀河鉄道777号に乗ってしまった。777号は停車駅や終着駅が定まらない行き先不明列車。突然、列車が次元ホールに突っ込み、銀河鉄道管理局との通信が途絶える。そこはレイラの力が及ばない別の宇宙だった。超重力惑星に引っ張られ、植物人間が次々と攻撃してくる。車内で出会った幼なじみの昴は「これが運命」とあきらめているが、それに対して学は…。
「絆」
学とルイは、遊説に向かうクラリオス星団共和国のドレイク大統領の警護を命じられた。しかし、ルイはこの任務に気乗りがしない様子。大統領は要人専用列車ディグニティ号で惑星ファレイダーへ向けて出発した。学とルイに対して大統領は、「最新鋭のサイボーグSPが警護しているからSDFには期待していない」と見くびっている。大統領の政策表明の阻止をもくろむ殺し屋が列車に潜んでいる…。
|
|
|
「共同戦線」 |
千年周期で宇宙を放浪する巨大な「ヴァンデルン流星群」が、銀河鉄道の路線の分岐点である宇宙ステーションに近づきつつある。SDFは、ジュリア船長率いるスピカ隊と村瀬船長のべガ隊を出動させた。データ分析を重視するスピカ隊は、砲撃したがるべガ隊に待機を命じるが、べガ隊はお構いなしに砲撃を開始し、第1波の粉砕に成功する。「昔と何も変わっていないのね」とジュリアは嘆く。過去にこの2人は大きな事故を経験していたのだ。第2波を向かえ、スピカ隊はべガ隊を拒否し、代わってシリウス隊が共同任務に就いた。順調に任務が遂行されたかに思えた瞬間、イレギュラーの巨大隕石が急接近する。そこにべガ隊が助けに向かうが……。
|
|
|
「セクサロイド」「鎧の女神」 |
「セクサロイド」
銀河鉄道公営のカジノ列車・グレイスウェルシーが走行中、海賊の集中砲火を浴び、惑星グィンに不時着する。この星の大気・土壌は、あらゆる金属を腐蝕させる性質を持っていた。ビッグワンは現場に向かい、学たちは救命艇で救出を始める。「救出が遅い」と文句を言う富豪たちばかりのなか、青年実業家の大山は、腐蝕が進む機械化人の車掌を最後まで助けようとしていた。すべての救出が終わり母船に帰る途中、ひょんなことで、大山とユキが地上に落下してしまう。2人を囲む原棲生物たち、そして、ユキの腐蝕が進んでいく……。
「鎧の女神」
雪と氷に閉ざされた惑星、ハーガ・ルー。この星のどこかに宇宙一美しい宝石「イスペリルの青い炎」があるという。その宝石を手にしようと何人ものトレジャーハンターたちが訪れたが、帰ってきた者はなかった。ある日、ハーガ・ルーに小型機が墜落し、ビッグワンが出動、そしてこの星の騎士団に襲われていた南欧系美女・アイリーンを救出する。アイリーンは、その昔、デビッドに借金をして姿を消した恋人であり、また宝石目当てのトレジャーハンターでもあった。騎士団は、アイリーンから宝石を守っていたのだ。アイリーンはビッグワンを抜け出し、宝石探しに向かう。デビッドたちは後を追うが……。
|
|
|
「死活」「静謐の刻」 |
「死活」
SDF本部内に突如工作員が侵入し、ブルースと学は管内の捜索を開始する。追いつめた間際、敵が放った銃弾がブルースの脇をかすめ、学の胸を貫いた。過去、ブルースは相棒を同じような形で亡くしていた。その時ついた呼び名「死神ブルース」の呪縛から、ブルースは今なお解放されずにいたのだ。その悪夢がまたブルースに襲いかかる。呪縛を解くべく、ブルースは単独で必死に敵を探しまわる。学は一命を取りとめブルースを追いかけるが、そこには冷静さを失い、自暴自棄となったブルースが見えない死神の幻に銃を放っていた。さらに、工作員が2人の影に忍び寄り…。
「静謐の刻」
宇宙空間を多くの観光客を乗せたリゾート列車610号が行く。車内には、休日を楽しむSDFのシリウス、べガ、スピカ小隊の隊員たちの姿が。目的地はべガ小隊隊長の実家、温泉惑星の「村瀬旅館」であった。温泉、テニス、卓球と各々がくつろぎ、いつもとは違う和やかな時間が流れていた。しかし、旅館の看板猫・シロボタが突然行方不明となった。休日返上で3小隊が一致団結し、一斉捜索を開始するが、シロボタは意外なところで発見される…。
|
|
|
「永遠という名の…」「選択」 |
「永遠という名の…」
2つの太陽の間を8の字に回る惑星メリディエスは、軌道の関係で3カ月に1度、わずか10分間だけ夜が訪れる。その瞬間、死者を乗せた漆黒の列車「幽霊列車」が停車するという。事故死した恋人カレンにどうしても会いたいテリーは、幽霊列車に乗り込み、そのまま行方不明となった。捜索願いを受けたSDFは、惑星メリディエスへ向かう。その夜、闇に現れた幽霊列車に学とルイが駆け込むと、2人を乗せたまま列車は走り去ってしまう…。
「選択」
学はSDFを一人離れ、兄・護が生前所属していた精鋭部隊SPG(スペース・パンツァー・グレネーダー)の研修訓練に参加していた。SPG隊長のヨハンソンは、これを機に学を引き抜く気でいる。引き抜きの噂を聞いたシリウス小隊のメンバーたちは、寂しくも学のためになるならと一様に別れる覚悟を決めていた。しかし学本人はまだ決断できていない。訓練期間も順調に進み、最終的な実地テストが行われるなか、訓練列車に一人取り残された学に磁気嵐が襲いかかった。気を失う学。列車は宇宙空間を漂流しはじめた…。
|
|
|
「背反」 |
惑星クーロンに存在する、近づく者は誰もいない宇宙に名高い無法地帯“クーロンシティ”。ある日、SDFはその一帯から発せられた救難信号をキャッチする。早速出動するシリウス小隊に、急遽、特務情報部のイワノフ管理官が同行することになった。尊大な態度でシリウス小隊に命令するイワノフ。街に着き発信地に向かうと、そこには傷を負った植物人間リフルが。イワノフは何かを知っているかのように「爆発物を探せ!」と学らに命じる。聞けばリフルは、この宇宙とは別の次元の宇宙から逃げて来たという。アルフォート星団帝国軍が故郷を滅ぼし、間もなくこの世界に侵攻するであろうと学に告げるのだった……。
|
|
|
「旅立ち(再)」「静かなる慕情(再)」 |
2話ともに再放送
|
|
|
「記憶の回廊(再)」「死活(再)」 |
2話ともに再放送
|
|
「無常のかぜ」「非情なる裁定」「燃える銀河」 |
「無常のかぜ」
アルフォート星団帝国軍に攻撃され、激しく損傷したビッグワンが、クーロン星宙域からワープアウトし宇宙空間に姿を現した。その衝撃で激しい振動の中、ルイが床に叩きつけられる。煙りの尾を引きながら降下していくビッグワンは、危うくもなんとか第4番惑星に不時着をすることができた。ルイは意識もなく、おびただしい出血が……。任務優先で「そんな奴は放っておけ」と命令するイワノフにバルジは反抗を見せる。そしてブルースと学は輸血用の血液を求め、病院へジープを走らせた。一方、べガ小隊、リゲル小隊、アクルス小隊が応援にクーロン星宙域へ向かうが、星団帝国軍の圧倒的な集中砲火を受け、アクルス小隊は壊滅する。熱くなる村瀬に、バルジは「今は耐えて逃げろ」と説得する。ルイの出血はまだ止まる様子を見せない……。
「非情なる裁定」
哀しいブルースハープの曲をバックに、ビッグワンがディスティニー駅に到着する。プラットホームには正装したSDFの隊員たちが並び、学たちが出て来るのを待っていた。到着間もなく、バルジ隊長はイワノフへの命令違反を問われ、査問委員会にかけられることになる。裁定はバルジ隊長の解任、シリウス小隊の解散であった。散りじりバラバラになる学・デヴィッドたち、特に学は裁定に納得できず自暴自棄に陥り荒れた生活を送っていた。そこへ、クーロン星宙域で行方を消していたアルフォート星団帝国軍が、突如として現れる。警戒態勢に入るSDF。そして学の取るべき道は……。
「燃える銀河」
アルフォート星団帝国軍がいよいよ総攻撃態勢に入った。SDFは全小隊に出動命令を発令。シリウス小隊解散後、デヴィッドはリゲル小隊へ、学はべガ小隊へと配属され、それぞれ迎撃に向かった。またSDFを信用しないイワノフは、SDFより先にSPG部隊を特別に出動させる。しかし、星団帝国軍の攻撃力の前に一瞬でSPG部隊は全滅させられてしまう。広範囲に広がる戦地で、次々とSDF小隊が撃ち落とされ、遂にスピカ小隊も決定的な砲撃を浴びてしまう。手負いのべガ小隊は救出に向かうのが精一杯で、瀕死のままディステニーへ帰還する。もはや出動できるのは、列車倉庫に眠る解散したシリウス小隊の“ビッグワン”だけとなった……。
|
|
「命の谺(こだま)」 |
学たちを乗せたビッグワンが、アルフォート星団帝国軍との最終決戦に向かいディステニーを飛び立った。一方、宇宙へ投げ出され行方不明だったルイは、アルフォート軍の戦艦に捕らわれていた。しかし敵将校・トゥリルは、妹のリフルを看取ってくれたルイを極秘で逃がそうと尽力を尽くす。さらに、ディステニーへ帰還して修理を急ぐべガ小隊隊長・村瀬は、じっとしておられず修理完了前にビッグワンの援護に向かった――。アルフォート艦隊に立ち向かうSDF2小隊、最終決戦の火蓋が切られた。大型主砲がビッグワンに向け発射され、それをかばうようにべガ小隊が被弾し、アイアンベルガーは炎上。村瀬の「俺たちの未来を頼む……」という無線を最後に大破する。残されたビッグワンは、満身創痍で“未来を掴み”に立ち上がる。
|
|
「遥かなる想い」 |
ビッグワンの目の前で、アルフォート艦隊の砲撃を浴びて散って行く村瀬たちべガ小隊。必死で涙をこらえて指揮をとるバルジ隊長。そしてコスモマトリクス砲の引き金を引く学。全SDF隊員の気持ちを乗せたそのエネルギー波動は、見事にアルフォート艦隊を次々と打ち砕いていく。しかし、敵艦隊全てを消し去ったかに思えたその瞬間、宇宙空間が引き裂かれ、超巨大戦艦が出現した。アルフォート軍司令官・フォレシスは、銀河鉄道管理局・総指令レイラに対し、「武装を解除せよ!これが最後通告だ!」と、徹底抗戦の姿勢を見せる。最後の敵を前に、ビッグワンは決死の覚悟で突き進もうとするが、コスモマトリクス砲の回路が焼き付き修復に時間が必要となる。その時、巨大敵艦から消息を断っていたルイから無線が……。最終決戦を前にビッグワンの新砲は間に合うのか? ルイの安否は? そして“銀河鉄道”の未来は?
|