FNSドキュメンタリー大賞
五島列島に住む子ども7人と夫婦のある9人家族の10年間の子育て記録を通して父親のあり方や家族の絆について考える渾身のドキュメンタリー!!

第12回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『五島のトラさん 〜9人家族の10年』 (制作 テレビ長崎)

<6月24日(火)26:28〜27:23>
 長崎県五島列島・新魚目町でトラさんの愛称で呼ばれている犬塚虎夫さん一家は9人家族だ。7人の子たちが毎朝5時に起きて学校に行く前の1時間、家業のウドン作りを手伝う。「自分の子は自分で鍛える。学校の勉強だけでなく家の手伝いなどさまざまな体験を通して子は強く育つ」と話す父親トラさん。厳しくも涙もろいトラさん。小さかった子どもたちもやがて大きくなり親元を巣立っていく。
 6月24日(火)深夜26:28〜27:23放送の第12回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品『五島のトラさん 〜9人家族の10年〜』(制作 テレビ長崎)は、トラさん夫婦と7人の子どもたちの10年間の記録をお伝えする。

 長崎市の西方100キロに浮かぶ五島列島・新魚目町(しんうおのめちょう)は、五島ウドンの産地。ここでウドンの製造を営んでいる犬塚虎夫さん(50)一家は子どもが7人いる9人家族。子ども7人の名前もユニーク。長男「拓郎」、長女「こころ」、次女「はなえ」、三女「さくら」、四女「こはる」、次男「竜之介」、三男「世文(セブン)」。
 家族が力を合わせて生活ができれば、と18年前ウドン作りを始めた。
トラさんの愛称で呼ばれる父親の虎夫さんの子育てはユニーク。「自分の子どもは自分で鍛える」というトラさん。子どもたちを毎朝5時に起こし学校に行く前の1時間ウドン作りを手伝わせている。
 トラさん一家に出会ったのは10年前、父親のトラさんは40歳。長男の拓郎は高校3年、末っ子の世文君は2歳。次女のはなえは通信制高校を卒業後カメラマンを目指し京都に。三女さくらはオーストラリアに留学。長女こころは地元に残り結婚し長女を出産。末っ子の世文は小学6年生に。子どもの成長を楽しみに懸命に生きていくトラさん。まちがったことはきちんと叱り躾けをしていく。本当は涙もろく心やさしいお父さんである。
 子どもはいつのまにか成長し親の手を離れそれぞれの人生を歩み始める。7人の子どもたちと父親トラさんの子育て10年間の記録を通して、どこの家庭でもある子育ての風景を通して父親のあり方や家族の絆について考える。

 番組を取材したテレビ長崎の大浦 勝ディレクターは、「子育てで重要な役割を果たすのは母親と共に父親の存在が大きいといえますが、最近少子化で家庭での躾けが大きな問題になっています。知らず知らず親が、特に父親が子どもに甘くなっているのが原因なのかもしれません。父親は優しくもありひとたび間違ったことをすれば厳しく叱咤、直してやることも必要。躾けは子どもへの真の愛情だと思います。子どもはいつのまにか成長し親の手を離れそれぞれの人生を歩み始めます。 どこの家庭でもある子育ての風景です。
 五島列島で7人の子どもを育てている父親、トラさんこと犬塚虎夫さんは、家業のウドン作りを毎朝5時起きで子どもたちに手伝わせてきました。家の手伝いや自然との触れ合いを通して強く育つというトラさん。実は、テレビ長崎では、8年前に、子どもたちがまだ小さかったトラさん一家の暮らしぶりを放送し、大きな反響がありました。あれから8年、子どもたちはさまざまな道を歩み始めました。トラさん一家の暮らしぶりを通して家族の絆や優しさ、親の存在感、特に父親像について考えるききっかけになれば、と思い、今回の番組を制作しました。また少子化で将来が懸念されている中、子どもを持つ親のよろこびを知って欲しい思います」
と番組の見どころについて話している。

 6月24日(火)26:28〜27:23放送の第12回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品『五島のトラさん 〜9人家族の10年〜』にご期待下さい。


<番組タイトル> 第12回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 『五島のトラさん 〜9人家族の10年〜』
<放送日時> 6月24日(火)26:28〜27:23
<スタッフ> プロデューサー : 山本正興
ディレクター : 大浦 勝
ナレーション : アグネス・チャン
撮 影 : 井上康裕 ほか
編 集 : 古川英明
音 効 : 二瓶志のぶ
<制 作> テレビ長崎

2003年6月23日発行「パブペパNo.03-172」 フジテレビ広報部