第6回 2005年5月23日(月)放送 あらすじ

#6 17歳の花嫁

 神崎次郎(木村拓哉)は、チーム・イチノセのメカニックとして伊吹テツヤ(石垣佑磨)たちとマシンの挙動を見つめる。だが、次郎の口から出るのはドライバー目線でのセッティング案ばかり。そんな次郎の言動を一之瀬新作(泉谷しげる)がたしなめる。
 作業後の次郎に、末永たまき(岡本綾)が話しかける。たまきは、ドライバーとしての次郎の方が輝いていると、テストドライバーの仕事を持ってきたのだ。多額の契約金とドライバーとしての仕事…次郎の心は揺れる。
 仕事帰り、次郎はビデオ店の前に水越朋美(小雪)を見つける。朋美は、ビデオ店でバイトする男から結婚を迫られたと言い出す。次郎は、朋美の話だと勘違い。実は、結婚を約束したのは樋田春海(戸田恵梨香)だった。
 その夜、ホームの夕食時、春海は仲間たちを前に結婚宣言。朋美や鳥居元一郎(堺雅人)、猛(原田芳雄)、ちひろ(松下由樹)は困惑顔。子供たちも素直に喜べない。そんな中、唯一祝いの言葉をかけたのは次郎。次郎は、そんな言動をちひろに注意される。また、ちひろは、次郎もいつまでもレースに固執するなと言う。
 子供たちに祝福するムードも流れるが、星野美冴(上野樹里)は違っていた。高校在学中に結婚したら、施設が周囲の好奇心にさらされると言う。また、塩谷大輔(石田法嗣)も春海を心配していた。猛は、ともかく春海の彼氏と母親に施設に来てもらって、キチンと話をしようと保育士たちに告げる。
 翌朝、ホームに春海の母、景子(国生さゆり)が来た。景子は、もちろん春海の結婚に大反対。春海は、結婚を約束した相手、高橋トシヤ(斎藤誠)も呼んでいたのだが、なかなか姿を現さない。
 トシヤの身を案じ気が気でない春海。春海の結婚宣言に始まり、今、風の丘ホームには今までにない大きな嵐が吹き荒れようとしていたのだった。

キャスト

神崎次郎 … 木村拓哉
水越朋美 … 小雪
鳥居元一郎 … 堺 雅人
神崎ちひろ … 松下由樹
末永たまき … 岡本 綾
星野美冴 … 上野樹里
牛久保瑛子 … 高島礼子
神崎 猛 … 原田芳雄
ほか

スタッフ

■原作・脚本
 井上由美子

■監督・演出
 平野 眞

■制作
 ドラマ制作センター

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