第4回 2005年5月9日(月)放送 あらすじ

#4 ちいさな告白

 神崎次郎(木村拓哉)と菅原比呂人(青木伸輔)のマッチレースが始まる。初めて見るレースに水越朋美(小雪)は戸惑う。次郎の無謀とさえ感じられるドライビングを評する末永たまき(岡本綾)の言葉に、朋美は恐怖を感じ始めた。
 レースの結末とは。そして、次郎に対して一之瀬新作(泉谷しげる)が下した判断の内容とは。
 その頃『風の丘ホーム』では、金村俊太(小室優太)が鳥居元一郎(堺雅人)に呼び出されていた。食堂で俊太を待っていたのは、猛(原田芳雄)、春山万里夫(角野卓造)と竹原夫妻。万里夫が、俊太の里親として竹原夫妻を引き合わせたのだ。俊太の生い立ちを聞いていた夫婦は「かわいそうに」と口々に憐れみの言葉を告げる。
 次郎が帰って食事が始まると、猛は俊太に里親が出来そうなことを子供たちに報告する。子供たちは、俊太がいなくなるとホームが淋しくなると言い出す。俊太の表情も沈んでいく。鳥居が、俊太が里親の元に行っても楽しく過ごせるよう祈ろうと子どもたちに語りかけるのだった。そんな時、俊太がいなくなるのはやはり淋しいだろうと、園部葵(佐藤未来)が次郎に尋ねた。自分のことで手一杯の次郎は「淋しいと言っても、どうにもならない」とそっけない。そんな次郎に子供たちから非難の声が集中する。また、次郎は鳥居からも子供たちへの言動に注意して欲しいと言われてしまう。
 翌朝、竹原夫婦が俊太を迎えに来た。本格的に家に迎え入れる前に、夫婦と俊太の関係を慣らす練習だ。ところが俊太の様子がどうもおかしい。そんなことは、おかまいなしに次郎は爆眠中。だが、ちひろ(松下由樹)に叩き起こされてしまう。果たして俊太の心に何が起きているのか。

キャスト

神崎次郎 … 木村拓哉
水越朋美 … 小雪
鳥居元一郎 … 堺 雅人
神崎ちひろ … 松下由樹
末永たまき … 岡本 綾
星野美冴 … 上野樹里
牛久保瑛子 … 高島礼子
神崎 猛 … 原田芳雄
 ほか

スタッフ

■原作・脚本
 井上由美子

■監督・演出
 平野 眞

■制作
 ドラマ制作センター

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