劇団演技者。 BACKNUMBER ロンリー・マイルーム
原作・脚本:森角威之 × 座長:横山 裕 × 演出:内田英治

2DKのマンション一室。
今日は夏来にとって念願の一人暮らしの引越し日。
幼馴染の聡と浩治に手伝ってもらいながら、わきあいあいと引越し作業。
どうやら夏来が思いを寄せている女の子・水野さんが来るらしい。
さっさと片付けて、おもてなししなきゃ!!
遅々として進まない引越し作業の中、聡の元彼女・麻美やマンション管理人・白石、ついには風水マニアの夏来の母親まで現れて大騒ぎ!!
そしてとうとう水野さんが現れた。
果たして夏来の恋は実るのか!?

引越し作業のドタバタに巻き起こる、恋におくてな主人公の“ほのかな想い”を描く、キュートでハートウォーミングな“愛”と“友情”のラブコメディ!!

■ 第1話 ■ (2005年11月9日 00:58〜01:28)

古いレンガ作りのマンション「しらいしアパルトン」の一室。ガランとしたリビング。壁には芸術的な絵画が飾られ、散らばった絵の具で汚れている床には、組み立て中の棚が置かれてある。広い部屋だが古さを感じる空間。隣の寝室では、大谷夏来が外の景色を眺めている。今日は夏来にとって念願の一人暮らしの引越し日。夏来はすでに置かれてある古くて白いダブルベットを整理しながら、今日から始まる新しい生活に胸躍らせていた。

リビングでは夏来の幼なじみで引越し屋の藤波浩治と、同じく幼なじみの木下聡、藤波の部下の橋本と馬場たちがわきあいあいと引越し作業を進めている。
「(夏来に)これ邪魔」と藤波に言われて、あわてて部屋の中央に置かれたままの棚を組み立て始める夏来。
「古いし、汚いし、幽霊出そうだし、なんでこんな部屋選んだんだよ」と藤波に言われると、無邪気に「安いから」と答える夏来。藤波がこの部屋をこのまま貸し出すオーナー(大家)の気が知れないと話をしていると、突然現れる大家の白石久美子。白石はこの部屋が今は亡き画家の父親がアトリエとして使っていたこと、家具もベットも父の形見であること、そして今でも白石がこの部屋をとても大切にしていることを皆に伝える。人が使っていたダブルベットは処分するべきだと言う藤波に夏来が答える。
「実は……この部屋はこのベットで決めたんです。このベットで寝てみたかったんです」
腑に落ちない藤波だが、木下は夏来が自分の意志で一人暮らしをしたいと言い出したことを評価している。引越し作業は順調に進んでいくと思われたが……。

夏来、藤波、木下たちが部屋を留守にしている間に、不思議な感じの女の子が部屋を訪れた。壊れかけた椅子に座って椅子は崩壊、組み立て途中の棚に寄りかかって棚もめちゃくちゃ。慌てて部屋を飛び出していく女の子だった。

夏来たちが部屋に戻ると、椅子や棚が壊れていることに唖然とする。訳のわからない状況に困惑しながらも、引越し作業を進めようとする一同。
早く元通りにしないとと焦る夏来に「なんかあるの?」と問いかける木下。どうやら夏来が思いを寄せている女の子・水野さんが来るらしい。夏来は2人の時間を作るためにこの部屋で水野と同棲するつもりでいた。しかも、水野とはバイト先で出会ってまだ3日目にもかかわらず、夏来は2人が必ずうまくいくという根拠のない自信に満ちている。むちゃくちゃな妄想に1人で突っ走っている夏来に半ばあきれながらも、恋におくての夏来を応援したい気持ちもある藤波と木下だった。
「なあ……ナツの母ちゃん、これ、知ってるのか?」
と言い出したのは藤波。夏来の母親・大谷愛子が引越しの本当の理由に気付いたら大変なことになると焦り出す3人。愛子は昔から、自分で「こうだ!」と思い込んだら暴走して周りをめちゃくちゃにしてしまう傾向があった。特にカワイイ息子・夏来がいきなり彼女と同棲したいと言い出したら、その暴走はもう誰も止められないほど大惨事になりかねないと恐れる夏来、藤波、木下。
と、その時、夏来の携帯電話に愛子から電話がかかってくる。今から引越しの手伝いに行くと言う愛子だが、なんとかごまかして引越し先の住所を教えずに電話を切り、安堵する一同。時計を見ると、そろそろ水野が来る時間だと慌てる夏来。夏来は水野のために買出しに行くと部屋を飛び出し、藤波は引越し作業を進めるために部屋を出る。木下は崩れた棚を組み立てるため、部屋に1人残った。

近所の公園では、部屋を無茶苦茶にした女の子、水野が物陰に隠れてリュックを抱きしめている。と、遠くから走ってくる夏来に気付く水野。声を掛けようとしたその時、「ビブ!」と夏来に声を掛ける女性が。再び物陰に隠れる水野。夏来を呼んだのは幼なじみの古賀麻美だった。仲が良さそうな2人の様子をじっと見つめている水野。

一方、部屋では。木下が棚を直していると夏来の携帯に再び着信音。夏来は携帯を忘れて行ってしまったのだ。画面を見ると「母」という文字。嫌な予感がして、思わず電話に出る木下。引越しの手伝いに来るという愛子をうまくごまかそうとする木下だったが、時すでに遅し。「だってワタシ……もうそっち向かってるもん! なるべく急ぐから夏来に言っておいて。よろしくね」一方的に電話は切られた。思わず言葉を失う木下。
夏来の引越し先を目指す母親・愛子。何も知らずに古賀麻美と部屋に戻ろうとしている夏来。2人を見ている水野由江。果たして夏来の恋は実るのか!?

■ 第2話 ■ (2005年11月16日 00:58〜01:28)

マンション入り口。トラックから荷物を運び出している藤波、橋本、馬場。その様子を大家・白石が掃除をしながらチェックしている。藤波と白石が些細なことで言い合いになっていると、夏来の母・愛子が現れた。いきなり筆を取り出し、呪文をとなえながら入り口のドアにエジプト文字のようなモノを描き出す愛子。言葉を失う藤波と白石。二人が慌てるのを尻目に愛子はさっさと夏来の部屋に向かう。思わず追いかける白石と藤波だった。

その頃、近所の公園では帰宅途中の夏来と古賀、そしてその2人を隠れて見つめる水野がいた。買い忘れたものに気付いて、再びコンビニに向かう夏来と古賀。二人の仲の良さが気になりつつも、水野は夏来のマンションへ向かう。マンションに到着すると入り口に描かれた愛子の文字を見て思わず「カワイイー!」と見とれてしまう水野だった。

「ただいまぁ」とリビングに入ってくる愛子。唖然とする木下。心配そうに白石と藤波も入ってくる。風水の方位磁石を使っておもむろに部屋の品定めをする愛子。
「ウチから見て南西だから引越しの方角は吉なのよ。でも、間取りがね。玄関は東向きだから良しとして、窓は西か…なるほど。火ある?」とマイペース。精神を高めるためとお香に火をつける愛子だったが、その瞬間ボン!!と破裂し白い煙が上がった。腰を抜かす一同に愛子は悪びれもせず、笑ってごまかしている。一同は、すっかり愛子のペースに巻き込まれている。エジプトの刀のようなものを取り出して呪文をとなえ、玄関のドアに突き刺そうとする愛子。と、その時ドアが開き、夏来と古賀が現れ「うわーっ!」と叫んだ。普通ではありえない母と息子の再会だった。
「おばさん昔よりもますますパワーアップしてるよ」という藤波に、「早く帰そう」と答える夏来。愛子が北の部屋に気が通っていないとダブルベットが置いてある部屋を覗こうとすると、夏来と藤波は二人掛かりで必死にごまかす。突然ホームセンターに行きたいと言い出す愛子は藤波が運転する引越しトラックに乗りマンションを後にすることになる。

マンションの入り口では、木下と古賀麻美が2人きりで話をしていた。皆には隠しているが2人は元恋人同士。別れてから久しぶりの再会だったのだ。すると、水野がやってきて、入り口の愛子が書いた文字に落書きを始めた。そんな水野を不信に思う木下と古賀。夏来が思いを寄せている女の子だと気付いた木下は水野を部屋に招き入れる。

その頃、夏来は入り口の落書きの件で白石に呼び出されていた。部屋に入ってくる木下、古賀、水野。古賀は場が和むようにと水野へ話し掛ける。古賀だけが夏来を『ビブ』と呼ぶことを気にしている水野。ただの幼なじみと古賀は言うが納得できないでいる水野だった。部屋に戻ってきた夏来に引越し祝いを渡して帰ろうとする古賀がソファに財布を落としてしまう。誰にも気付かれずにそれを拾った木下は飲み物を作るためにキッチンへと向かう。

部屋に2人きりになった夏来と水野。ぎこちない沈黙の後、水野が自分も古賀と同じように夏来を『ビブ』と呼んでもいいかと切り出すと、夏来はそれを頑なに拒む。と、その時、キッチンから「あちー!」という木下の叫び声。夏来は救急箱を持ってキッチンへ向かう。部屋に戻ってきた夏来は水野に何故東京に出てきたのかと問う。水野が上京してきた理由は、東京にいるだけで何かをしている気になれると思ったからだと言う。「今はさびしいだけです…」と続ける水野に夏来は思い切って切り出した。
「僕も今日から1人暮らしをするわけだけど、1人じゃさびしいと思うんだ…僕は。僕はですね、水野さんが!」
と、その時、夏来の携帯に着信音。話を遮られ、焦りつつ携帯に出る夏来。電話は古賀からで財布を落としたので戻るという内容だった。話の続きを水野にしようとする夏来。しかし今度はドアが勢いよくたたかれる音。夏来は苛立ちつつもドアを開けると、そこには両手に荷物を抱えて帰宅した愛子が。愛子は大きな筆を取り出して、部屋の柱に大きなエジプト文字を描き出した。「やめてってば!」と狼狽する夏来。今度は白石がドアを叩いている。右往左往する夏来。そっと愛子に近づいた水野が愛子の書いた文字を見て「かわいいーっ!」と叫ぶ。突然現れた不思議少女を不信がる愛子。愛子に水野を会わせたくなかった夏来は激しく動揺。その時、部屋に入ってきた白石が愛子の落書きを見てあまりのショックに卒倒。周りの喧騒をよそに、愛子が水野に向かってつぶやく。
「あなた、呪われてる…」
今にも泣き出しそうな水野。夏来は呆然と立ち尽くしている。

■ 第3話 ■ (2005年11月23日 00:58〜01:28)

ついに水野由江と対面してしまった夏来の母・愛子。夏来と水野の関係に釈然としない愛子は思わず水野に嫌味を言ってしまう。夏来は愛子と水野が鉢合わせしてしまったことで動揺を隠せない。夏来は帰って欲しいと懇願するが、愛子の耳には届いていない。大家の白石に呼び出された夏来は後ろ髪を引かれつつ部屋を後にする。2人きりになった愛子と水野。水野は愛子の動きを真似して、子犬のように後をついて離れない。水野がキッチンに行った隙にベッドルームのドアを開けた愛子は、ダブルベッドを見て夏来の水野に対する気持ちを悟る。 「ねぇ、1万円札持ってない?」 夏来の金運アップのためと水野から1万円札を借りて部屋の柱に貼り付ける愛子だった。 「春になったら(夏来に)返してもらいなさい」

一方、外では、木下が忘れた財布を取りに戻ってくる古賀をまちぶせしていた。戻ってきた古賀は木下の手に巻かれた包帯に気付くが、優しい言葉ひとつ掛けることなくそっけない態度をとってしまう。「やりなおしたい」と切り出す木下に「明日からニューヨークに行く」と告げる麻美だった。

白石から忠告を受けて部屋に戻ってくる夏来。と、リビングでは床に座り込み瞑想している愛子と水野の姿が。水野はすでに愛子の言動に心酔しているようだ。 「大変!!水がたまる場所に気が通ってないわ!!(夏来に)あんたエネルギー吸い取られちゃうわよ!」 トイレの方角が最悪だと狼狽する愛子は水野と共にトイレに向かう。トイレに入った愛子は「気の抜け道を作るべし」と水野に金槌を渡して穴を開けさせる。2人の大胆な行動を必死に止めようとする夏来。暴走の止まらない2人はついにドリルを持ち出し、穴を開けてしまった。大喜びの2人。肩を落とす夏来は隣の部屋の住人に謝るため部屋を出ていく。

搬入作業のさなか、トイレに入った藤波が目の前の穴に気付き、思わず指を差し込んでみた。穴の向こう側で、壁からいきなり出てきた指に悲鳴をあげる白石。恐る恐る穴を覗くと目が合う白石と藤波。状況を悟った白石は「今すぐ行きます!」と部屋を飛び出す。

隣の部屋がどこにあるか分らず戻ってきた夏来は白石が激怒していることを知り狼狽する。部屋の片隅では、木下が古賀からすりとった携帯のメールを盗み見している。愛子はベッドルームに、そして水野は愛子の指示で塩を買いにコンビニに行っているらしい。と、そこへ白石が飛び込んできた。怒りのあまり藤波、夏来、木下と次々に平手打ちする白石。他にも穴があるのではないかと、部屋中を探し始める白石はベッドルームに入ろうとする。夏来、藤波、木下が中を確認すると、ベッドマットの柄が不吉だとあちこちを切っている愛子の姿が。立ちふさぐ3人を押しのけ、ついに白石が突入すると、慌ててベッドにダイブし穴だらけのマットを体で隠す夏来と藤波。騒然とする中、コンビニから戻ってくる水野。愛子と水野はお清めの最終作戦を始める。まるで抱き合うかのようにして、必死にベッドの穴を隠している夏来と藤波の元へ、リビングから妙なエンジン音が聞こえてくる。と突然、ドアを突き破り電動ノコギリの刃が飛び出してきた! 「ここが最大の鬼門よ!つねに気が通ってないといけないの!」 愛子と水野がドアに大きな穴を開けている。言葉を失う夏来たち。ついにドアに穴が開き、ダブルベッドで抱き合う夏来と藤波の姿を見た水野は夏来がゲイだったのかと勘違い。そして、ベッドの穴を発見した白石はまたしても失神してしまう。

「いいかげんにしろよ!!」周囲を混乱させ続ける母親に夏来の思いが爆発する。 怒りに震える夏来の姿に愛子はとまどいを隠せない。 「お母ちゃんがいると迷惑ばっかりなんだよ!僕は助けられたなんて一度も思ったことない!もううんざりなんだよ!!」 肩を落とし部屋を出る愛子へ、バタン!と非情にも閉められるドア。ドアの向こう側では涙を落とす愛子の姿があった。

マンションを後にする愛子を水野が追いかけてくる。 「生まれてこないはずだったの…夏来。私、体が弱くてさ、妊娠中に危ないってお医者に言われてて…。だから奇跡だって言われた。夏来が生まれてきたのは…」 愛子の息子を想う気持ちに胸を打たれる水野。愛子から夏来宛の手紙を託された水野。愛子は1人、寂しげに歩いていく。

■ 第4話 ■ (2005年11月30日 00:58〜01:28)

父親の形見のベッドはボロボロ、ドアやトイレの壁には穴があけられ、ショックで失神してしまった白石が目を覚ました。白石からやはり部屋を貸すことは出来ないと言われてしまう夏来。心配する藤波、木下へ夏来は「水野さんとは縁がなかったんだよ」と肩を落とす。引越しが中止となり、藤波から「やることが全部中途半端だ」と指摘され更に意気消沈する夏来。一同は外のトラックに荷物を搬出し始める。一方、木下は明日ニューヨークへ行くと言い出した古賀のことが気になっていた。

リビングでは夏来が呆然としながら片付けをしている。ダンボールから服をばら撒いてしまうと、水野が入ってきて整理しはじめた。水野に好きな人がいるかと尋ねる夏来。水野は自分には好きな人がいて、その相手のことをまだ詳しくはわからないが魅力的な人だと答える。「もしその人も水野さんのことを好きだとしたら…付き合ってもらえますか?」と、意を決して告白する夏来。
「その人のことがわからないんです……きっと一番大切なものに気付いていないんです」
水野に振られてしまったと思い、床に寝転がり虚空を見つめる夏来だった。

その頃、穴の開いたトイレの壁を挟んで対峙する藤波と白石がいた。父が残してくれたマンションを守ることで精いっぱいだと言う白石に、「一生守っていればいいじゃねーか」と冷たく答える藤波。白石は守るべきモノがない人に言われたくないと答える。部屋に戻った藤波が楽しそうに荷物の整理をする夏来と水野を観とめる。再度トイレへと向かった藤波が白石を呼び出した。
「さっきのこと謝ろうと思って…大家さんには守るものがあるのにヘンなこと言って…夏来にも守るものができたんだ。だから、なんとか部屋を貸してやってくんねーか?」
懇願する藤波に白石は考えさせて欲しいと答える。藤波が続ける
「大家さん魅力的だと思うよ。ただこのマンションに縛られると魅力がどんどんなくなっちゃうんじゃないかな」

その頃、廊下には深刻そうな話をする木下と古賀の姿があった。古賀のニューヨーク行きは嘘で本当の行き先は青森だと言い出す木下。古賀の携帯に届いたメールを見てしまったのだ。自分も一緒に青森に行くと言う木下の気持ちに、古賀の心が動き始めた。

「大谷さん……本当にお母さんのこと嫌いなんですか?」
リビングの夏来と水野。水野は愛子から預かった手紙を読み始める。愛子の手書きの文字で埋め尽くされた手紙には夏来への愛情が溢れている。その想いに心を打たれ、泣きながら読み進める水野。
『夏来は体が弱いんだから食べ物には気をつけなさい。体の調子がおかしくなったら必ずおかあちゃんに連絡すること。電話もかけられないくらいひどいことになったら東の空に祈りなさい。きっとかあちゃんに届くでしょう……これだけは約束してください。かあちゃんが悲しむようなことだけは絶対にしないでください……最後に通帳を同封します。小さい頃から夏来の名義で貯金していたものです。24年間、ありがとう』
思わず夏来の目から涙がこぼれ落ちた……。
「これでも嫌いなんですか?私はうらやましいです」
手紙を見つめた夏来が答える。「本当は好きなのかもしれません」
「…よかった…じゃあお母ちゃんに似てる人は?……私は大谷さんが好きです」
水野からの突然の告白に、夏来が答える。
「僕も…水野さんのことが大好きです」
見つめ合う二人が顔を寄せた瞬間、突然駆け込んでくる藤波と白石。白石が夏来に部屋を貸す事を許してくれたのだ。仲睦まじい様子の藤波と白石。夏来と水野も新しいカップル誕生に微笑む。荷物を搬出しようと入ってくる橋本、馬場。引っ越し再開で、急いで搬入しなければならないことに驚きながらもどこか嬉しそう。続いて飛び込んできたのは、木下と古賀のカップル。2人で青森に行き同棲することを告白。よりが戻った二人を一同は祝福する。
そして、ついに夏来と水野はハッピーエンドを迎える……はずだったが!?
荷物を運びこもうとする橋本、馬場を押しのけ、愛子がやってきた。
「どうしても気になる鬼門があるの!」と手にしたドリルで床に穴を開ける愛子。唖然とする一同。床下の配水管が破壊され、水が噴き出した!水に濡れながら逃げまどう一同。その混乱をよそに、びしょぬれの水野が夏来の頬にキスをした。愛子はその光景を笑顔で見つめている。一同は本当のハッピーエンドを迎えた。

■ キャスト
 大谷夏来 ……………… 横山 裕(関ジャニ∞)
 水野由江 ……………… 松本まりか
 藤波浩治 ……………… 弓削智久
 木下 聡 ……………… 上地雄輔
 古賀麻美 ……………… 臼田あさ美
 白石久美子 …………… 岡元夕紀子
 橋本慎吾 ……………… 谷川 功
 馬場昭一 ……………… 斉藤 岳
 大谷愛子 ……………… 森下愛子
■ 原作・脚本 森角威之とは
1995年、劇団 座★吐夢に入団。出演と演出助手の活動をしつつ、1998年より、映画・ビデオの助監督、脚本家として活動。
2000年に劇団 天然工房を旗揚げ。以来、全公演の作・演出を務める。一幕物のシチュエーションコメディを得意とし、2001年「ロンリー・マイルーム」にて若手演劇の登竜門であるシアターグリーンフェスティバルvol.52「グリーン賞」を受賞。2002年「クーラー消してもいいですか?」にてシアターグリーンフェスティバルvol.54「グリーン大賞」を受賞。

■ 演出 内田英治とは
1971年 ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。
日本テレビ「天才たけしの元気が出るテレビ」AD、週刊プレイボーイ専属ライターを経て、テレビドラマ、オリジナルビデオの脚本家として活動。
2004年 映画「ガチャポン」で監督デビュー。
2005年11月19日より「しあわせなら手をたたこう」渋谷シネクイントにて劇場公開。
今後、映画「地球でたったふたり」等、劇場公開作が待機している、注目の若手監督である。

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