第2回 2013年1月20日(日)放送 あらすじ

居場所を無くした料理人

「ロッカビアンカ」に新しい料理長として迎えられた江崎究(江口洋介)は、就任前日に客として店に行き、料理を食べた上で辛辣な思いを従業員たちにぶつけ、帰り際には支配人の辰巳沙織(倉科カナ)に対し、このままでは店は潰れると断言して去っていった。翌日、沙織が店に来ると、厨房で江崎が調理のシミュレーションをしながら調理器具や調味料の配置を変えていた。さらにメニューやレシピをチェックすると、出勤してきた従業員たちに辰巳日出男(風間杜夫)が考案して30年間作り続けてきたメニューも見直すと言う。皆が反感を露わにするが、今井耕助(松重豊)がたしなめ、渋々ながら江崎の言う通りに下準備に取り掛かる。江崎は今井を誘い、メイン料理に使う鳩の肉の仕入れに向かった。精肉店で上質のイノシシ肉を見た江崎は、その場でメニューの変更を決める。連絡を受けた沙織からそれを聞いた従業員たちは、江崎への反感を強めた。店がオープンし、厨房が動き出すと、江崎は1人1人の動きをチェックして的確な指示を与えていく。閉店後、行きつけの居酒屋に沙織と瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)と今井の姿があった。新メニューは好評だったと聞きながらも、メニューを変えることに強い戸惑いを感じている今井に、沙織は日出男が書いていたレシピノートを見せる。倒れる1カ月前に日出男が新メニューを考案していたことに驚く今井に、沙織はノートを差し出し、レシピが途中で終わっている料理を完成させて欲しいと言い…。

キャスト

スタッフ

【脚本】
田辺満

【編成企画】
鹿内植

【プロデュース】
小椋久雄
山崎淳子

【演出】
星護

【音楽】
佐橋俊彦

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

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