第4回 2005年7月28日(木)放送 あらすじ

夏!サーフィン大特訓

 沙織(伊東美咲)は、剛司(伊藤淳史)との2度目のデートに、友人の果歩(佐藤江梨子)を連れて行く。沙織と出会うきっかけになった事件の直前、駅の階段で果歩とぶつかったことを覚えていた剛司は、彼女の顔を見て驚いた。あの時果歩は、剛司が手渡したチークブラシを目の前でゴミ箱に捨てるなど、アキバ系の剛司に対して露骨に嫌な顔をしたのだ。しかし果歩は、剛司があのオタク青年だとは気付いていないようだった。剛司は、ホッと胸をなでおろし、果歩に悪い印象を持たれないよう気を遣いながら食事をする。
 家に戻った剛司は、すぐさまその一部始終をインターネットの掲示板に書き込み、皆本(小栗旬)や牛島(六角精児)、一坂(温水洋一)ら掲示板の住人たちに報告する。剛司は、果歩は自分に対していい印象を持ったはず、と自信満々だった。そんな彼の書き込みに、一抹の不安を抱く皆本たち。その不安は的中していた。剛司に対する果歩の評価は「下の中」。剛司と別れた後、沙織とカフェに行った果歩は、沙織にはっきりそう言うと、彼女の失恋話を持ち出し、剛司をペット代わりにしても心の傷は癒されないと助言していた。
 その夜、剛司は、掲示板の住人たちのアドバイスに従い、沙織に電話を入れて彼女のメールアドレスを教えてもらう。アドレスを入手したという剛司の書き込みに住人たちは大騒ぎだ。しかし、剛司にはひとつ心配事があった。それは、沙織が、剛司のことをサーファーだと誤解し、海に行くのを楽しみにしているということだった。それに対して住人たちからは、「サーフィンは簡単なものじゃない」「電車男は不可能を可能にする男だ」「ボードに立つだけならなんとかなる」などなど、さまざまな意見が寄せられていた。
 そんな折、剛司のもとに沙織からメールが届く。海に行くのは来週の日曜でいいか、という内容だった。ちょうどそのとき剛司と食事をしていた美鈴(白石美帆)は、彼の携帯電話を奪うと、勝手にOKの返事を出してしまう。
 一方、沙織は、ホームステイ中に近所に住んでいて、沙織や啓介(速水もこみち)の兄代わりだった男・和哉(豊原功補)と7年ぶりに再会する。

キャスト

青山沙織(25)エルメス … 伊東美咲
山田剛司(23)電車男 … 伊藤淳史
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陣釜美鈴(26) … 白石美帆
沢崎果歩(25) … 佐藤江梨子
観月裕子(30) … 須藤理彩
啓介(23) … 速水もこみち
松永勇作(30) … 劇団ひとり
川本信二(27) … 菅原永二
黒木文人(40) … 佐藤二朗
及川尚人(28) … 前川泰之
山田 葵(17) … 堀北真希
武田花梨(17) … 小出早織
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<ネットの住人たち>
皆本宗孝(24) … 小栗 旬
牛島貞雄(38) … 六角精児
一坂 進(40) … 温水洋一
富永(40) … 我修院達也
浅野真平(29) … 山崎樹範
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山田恒生(48) … 岸部シロー
桜井和哉(38) … 豊原功補
青山由紀(48) … 秋吉久美子

スタッフ

■原作
 「電車男」中野独人著(新潮社刊)

■脚本
 武藤将吾

■企画
 鈴木吉弘

■プロデュース
 若松央樹
 川西 琢

■演出
 武内英樹

■音楽
 Face 2 fAKE

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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