第5回 2006年8月8日(火)放送 あらすじ

後悔なんかしたくない!

 要(榮倉奈々)たちさつき高校チアダンス同好会は、高校生を対象にしたチアダンスの講習会を受けることにする。城東学園チアダンス部『キティタイフーン』のキャプテン・麗夏(金子さやか)が、講習会のチラシを要たちに送ってくれたのだ。しかし、その前には大事な期末試験が控えていた。
 同じころ、地区予選を間近に控えた野球部では、レギュラーメンバーが発表される。三郎太(増田貴久)は、レギュラーになるまで要には会わないと決めて練習に打ち込んでいたが、後輩にポジションを奪われていた。それでも三郎太は、必ずチャンスが来ると信じて地道に練習を続けようとしていた。
 一方、父親の誠三(夏八木勲)が倒れたとの知らせを受けた渡(国分太一)は、故郷の金沢に戻っていた。渡は、日本舞踊・鷺村流の家元である誠三の跡を継ぐために、幼いころから稽古に打ち込んでいた。しかし、誠三から「お前の踊りには心がない」など言われた渡は、このまま踊りを続けていくべきかどうか悩み、その挙句、家を飛び出していた。渡が実家に帰ったのは、それ以来、10数年ぶりのことだった。誠三は、渡には何も言わなかったが、渡の幼馴染・マコト(大倉孝二)によれば、後遺症が酷いためにもう踊ることは出来ないのだという。
 さつき市に戻る日、渡が、もう一度、誠三に会うべきかどうか家の前で迷っていると、そこに渡の元婚約者・深雪(菅野美穂)が現れる。深雪は、渡がいまも踊りに未練があることを見抜き、必ずこの世界に帰ってくると思っている、と渡に告げる。
 数日後、期末試験を終えた要たちは、講習会が行われる会場へと向かった。が、要たちは、柔軟体操の段階でもう他の受講生たちについていけないような状態だった。それでも要はやる気満々で、9月に行われる大会を目指して、猛練習をしようと皆に告げる。
 あくる日、期末試験の結果が発表される。5番も順位を落とし、ショックを受けるまゆ実(森田彩華)。要、双葉(加藤ローサ)、さやか(西原亜希)、教子(悠城早矢)の4人は追試だった。そこにやってきた渡は、9月に行われる大会への出場許可がもらえないことを要たちに告げる。同好会メンバーのうち、4人が落第したためだった。要は、教頭の奥村(斎藤洋介)の元に向かうと、追試を1回でクリアするから大会に出場させてほしい、と頼み込む。
 そんな中、思わぬ事件が起きる。野球部で部員同士が大ゲンカを始めてしまったのだ。それを止めようとした三郎太は、右腕を負傷してしまい…。

キャスト

相川 要 … 榮倉奈々
末吉双葉 … 加藤ローサ
池田まゆ実 … 森田彩華
花上さやか … 西原亜希
浜田教子 … 悠城早矢
鈴木カルロス三郎太 … 増田貴久
      ・
相川ふさ江 … 戸田恵子
石橋 渡 … 国分太一

スタッフ

■原案
 長谷川晶一
 「ダンス・ラブ★グランプリ~県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録」
 (主婦の友社)

■脚本
 横内謙介
 半澤律子

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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