第4回 2006年8月1日(火)放送 あらすじ

踊れなくてもチアリーダー

 要(榮倉奈々)や双葉(加藤ローサ)たちさつき高校チアダンス同好会の面々は、さやか(西原亜希)を教頭の奥村(斎藤洋介)の元に行かせる。自主退学する、と奥村にタンカを切ってしまったさやかは、要たちと一緒にチアダンスをするために、心を入れ替えて真面目に学校に通うことを約束してもう一度チャンスをもらおうと決意していた。
 さやかが奥村の元に向かうと、そこにはチアダンス同好会の顧問でもある渡(国分太一)がいた。要たち同好会のメンバーが強い絆で結ばれていることを知った渡は、さやかの退学を撤回するよう奥村を説得していたのだ。ドアの外でそれを聞いていたさやかは、この学校で出会えた友達と一緒にチアダンスをやっていきたい、と自分の思いを奥村に伝えた。心配になって駆けつけた要、双葉、まゆ実(森田彩華)、教子(悠城早矢)も、さやかと一緒に頭を下げた。
 奥村は、その熱意に気圧されて、さやかの退学処分を撤回した。ただし、チアダンス同好会は、ビアガーデンで踊ったことやテレビの取材を放棄した罰として、2週間の活動自粛。さらにさやかは、その間、校内を清掃するよう命じられる。要たちは、筋力トレーニングの代わりだと言って、さやかの掃除を手伝うことにした。
 同じころ、夏の甲子園大会の地区予選を目前に控えた野球部では、部員たちに相手校が伝えられていた。が、1回戦の相手は、昨年の地区優勝校・神川商業だった。部員たちは一斉にやる気を失うが、ただひとりやる気満々の三郎太(増田貴久)は、レギュラー入りするまで要とは言葉を交わさない、と宣言する。
 一方、要の母親で、町内会長でもあるふさ江(戸田恵子)は、市の担当職員から、商店街の祭りである『さつきフェア』の中止を言い渡される。さびれた商店街の祭りには金を出せない、ということらしい。ふさ江は、美容院を経営する親友・奈美世(濱田マリ)や洋品店店主の古座野(六角精児)らに、自分の力が及ばなかったことを詫びた。が、商店街の店主の中には、祭りの中止決定を何とも思っていない者もいるようだった。
 そんな折、校内の掃除をしていた要たちは、演劇部の千寿(松本華奈)や葉月(池田愛)が公演のために用意しておいた舞台背景の材料を、過ってゴミに出してしまう。要たちは、その責任を取って背景作りをすることになったが…。

キャスト

相川 要 … 榮倉奈々
末吉双葉 … 加藤ローサ
池田まゆ実 … 森田彩華
花上さやか … 西原亜希
浜田教子 … 悠城早矢
鈴木カルロス三郎太 … 増田貴久
      ・
相川ふさ江 … 戸田恵子
石橋 渡 … 国分太一

スタッフ

■原案
 長谷川晶一
 「ダンス・ラブ★グランプリ~県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録」
 (主婦の友社)

■脚本
 横内謙介
 半澤律子

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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