第9回 2011年3月8日(火)放送 あらすじ

仲間の為に!犯人との心理戦

 人質の女性と瀬川里央(松下奈緒)を盾に倉庫に立てこもったまま、包囲する警察とにらみ合いを続ける塚原(柏原崇)。塚原は人質の女性にカッターを当て、里央は手錠で片手を鉄骨につながれ、動けずにいた。塚原は“俺は空き巣も人殺しもしていない! 真犯人を捕まえてここに連れて来い!”の一点張り。倉庫の外では、“自分の潔白を訴えるにはこうするしかなかったのでは”と凶行犯捜査課の面々に話す寺西景(横山裕)に賛否さまざまな声が渦巻いている。そこに特殊犯捜査係(SIT)の作戦指揮車が到着。部下を従えた楢崎啓一(丸山智己)がこれから陣頭指揮を執るから小板橋(勝村政信)に下がっていろという。拡声器を手に“真犯人は必ず見つけ出すから人質の女性を解放してくれ”と塚原に呼びかける楢崎。何か真犯人に関する情報をつかんでいるのか尋ねる小板橋を“そんなものある訳ないだろう”と鼻で笑う楢崎。だが、南雲準(藤木直人)の読み通り、警察に不信感を抱く塚原にその手は通用せず、さらに保護司の蓑田(小野武彦)による説得も奏功しなかった。倉庫の中では、塚原の様子をずっと見ていた里央が“わかった…あなたを信じる。私たちが絶対に真犯人を捕まえてみせる”と約束する。その代わり人質の女性を解放する言質も取り付けた。塚原の許可を得て携帯で合意内容を小板橋に伝える里央だったが、SITは着々と強行突入の準備を進め、その動きを察知した塚原は…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 寺田敏雄
 田辺 満
 ほか

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 城宝秀則(共同テレビ)

■編成企画
 鹿内 植(フジテレビ)

■プロデュース
 貸川聡子(共同テレビ)

■アソシエイトプロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

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