第7回 2011年2月22日(火)放送 あらすじ

作られた記憶と疑惑の目撃者

 郊外の一軒家で大学生の須藤由里子(青谷優衣)が刺殺された状態で発見された。発見者は大学の同級生。借りていたノートを返しに来たところ、チャイムをいくら鳴らしても応答がなく、ドアが開いていて発見した。町内会長の山田忠雄(二瓶鮫一)によると、由里子の父親は商社に勤めていて夫婦で海外赴任しているため、由里子は1人暮らしだったという。近所で薬局を営む従兄弟の青柳秀一(水橋研二)も現場に駆けつけ、由里子の親からくれぐれも頼むと言われていたのにと悔やむ。
 捜査会議では岩崎幹也(北村有起哉)が有力な目撃証言が2件入っていることを報告する。いずれも犯行時間に現場付近でダークブルーの作業着を着て黄色い工具箱を提げた男が目撃されていた。さらに町内会長の山田も同様の男を目撃したと証言する。
 捜査を進めていくうち、由里子と親しく交際していた男性・中尾裕紀(中尾明慶)にたどり着く。ダークブルーの作業着に黄色い工具箱…、電気工事の仕事をする中尾は、まさにこれまでの目撃証言を裏付ける容疑者として浮上する。
 しかし南雲準(藤木直人)は人の記憶とは曖昧なもので、目撃証言を鵜呑みにすると捜査の方向を見誤ると指摘する。瀬川里央(松下奈緒)も“ダークブルーの作業着を着た男”という一点に目撃証言が集中していることを不審に感じて捜査を進めるが、由里子を刺した凶器から中尾の指紋が見つかって…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 寺田敏雄
 田辺 満
 佐伯俊道
 ほか

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 城宝秀則(共同テレビ)

■編成企画
 鹿内 植(フジテレビ)

■プロデュース
 貸川聡子(共同テレビ)

■アソシエイトプロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

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