第11回 2011年3月22日(火)放送 あらすじ

最後の真実…心が解ければ事件が解ける

 ある窃盗事件から瀬川里央(松下奈緒)の父親を殺害した犯人の指紋が見つかったという一報を里央が受けた矢先、安斉千尋を(奥村佳恵)を人質にとった誘拐事件が発生。犯人は南雲準(藤木直人)の別れた妻子まで人質にとり、南雲をコントロールした状態で身代金1億円を運搬するよう要求。緊迫する神経戦の中、凶行犯捜査課の一丸となった捜査により、千尋を無事保護するが、その近くには男の死体が…。そして、里央は現金入りのキャリーケースを運搬していた男を逮捕するが、中の身代金1億円は新聞紙に化けていた。
 逮捕された沼田(ムロツヨシ)は“無精髭の男が運んできたキャリーケースを店外に持ち出せば3万円渡す”と見知らぬ男に声をかけられてやっただけで、真犯人につながる手がかりは得られなかった。
 安斉(陣内孝則)は金が消えたことに苛立ちを隠せないでいた。千尋の近くで死んでいた男の写真を杉浦(泉谷しげる)から見せられた秘書の山根(袴田吉彦)は、男が会社をリストラされた黒岩健二(阿部亮平)だと証言する。そんな矢先、千尋から南雲と話がしたいと連絡が入る。南雲は千尋のこれまでの言動に何か腑に落ちないものを感じていた。
 果たして誘拐事件に隠されたトリックとは、消えた1億円の行方、そして真犯人の正体とは…。全ての謎が明らかになったとき、里央の父を殺した事件についても突破口が見つかろうとしていた。

キャスト

スタッフ

■脚本
 寺田敏雄
 田辺 満
 中村功一
 ほか

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 城宝秀則(共同テレビ)

■編成企画
 鹿内 植(フジテレビ)

■プロデュース
 貸川聡子(共同テレビ)

■アソシエイトプロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

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