第10回 2011年3月15日(火)放送 あらすじ

コントロールされた誘拐事件

 大学の研究室でキーボードを叩く南雲準(藤木直人)。その傍らで南雲が作成したこれまでの捜査協力に関するレポートを読む瀬川里央(松下奈緒)。そこへ里央の携帯が鳴る。相手は里央が在籍していた大井町署の刑事課課長・藤本(半海一晃)。藤本によると、管内の書店で発生した窃盗事件から里央の父親を殺害した犯人の指紋が見つかったという。そんな矢先、夜道を歩いていた南雲が突然何者かにスタンガンで襲撃される。黒塗りの車に押し込められた南雲は、顔を隠した男から犯罪に手を貸すように迫られる。拒否する南雲に男は携帯の動画を見せる。そこに映し出されていたのはなんと別れた妻と娘だった…。今はクロロホルムで眠らせているが、首を縦に振らなければ2人が目を覚ますことはないという。“ぼくに何をさせようというんだ”と問う南雲に男は言う、“少しの間、先生のことをコントロールさせてもらうよ”。
 翌日の凶行犯捜査課。小板橋(勝村政信)が電話を切るなり、誘拐事件が発生した、至急、安斉昭典(陣内孝則)宅へ出動するようにと叫ぶ。誘拐事件をなぜウチが担当するのかと問う杉浦(泉谷しげる)に誘拐犯が凶行犯捜査課を指名してきたことを告げる。
 急遽、安斉宅に駆けつけた捜査課の面々。そこで秘書の山根(袴田吉彦)から誘拐された女性の写真を見せられる。そこに写っていたのは、南雲の教え子で安斉の一人娘の安斉千尋(奥村佳恵)だった…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 寺田敏雄
 田辺 満
 中村功一
 ほか

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 城宝秀則(共同テレビ)

■編成企画
 鹿内 植(フジテレビ)

■プロデュース
 貸川聡子(共同テレビ)

■アソシエイトプロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

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