第7回 2008年11月25日(火)放送 あらすじ

大ゲンカのふたり

 美田園アリス(上戸彩)は、思い出のレストランで会った後藤田司(柏原崇)に寄り添ってしまいラブラブムード。そんな2人を目撃してしまった佐藤太郎(上地雄輔)は、あんなに嫌っていたのになぜだと、アリスの心を計りかねてしまう。当のアリスも、なんであんな雰囲気にと自分の行動が分からない。
 アリスの継母、真紀子(若村麻由美)は美田園グループを我が手中に収めるためと後藤田をせかせる。後藤田は、先日のこともあり、アリスが自分と婚約するのはもうすぐだと余裕を示した。
 その頃、大衆食堂『だるま』の安田啓一(山下真司)は、娘の幸子(国仲涼子)の行く末を案じ、相手を探そうと結婚紹介のチラシを見ながら考えていた。複数の偽名を使って結婚詐欺を働くイケメン詐欺師が、ニュースで話題になっていることも知らずに…。
 一方、アリスの下には2人の編集者(トータルテンボス)が訪ねて来た。郡司康夫(風間杜夫)は、アリスが1年前に自伝の出版を契約したと説明。面倒くさがるアリスだが、原稿はすでに用意してあると言う編集者の話に、サインをするだけならと承諾。だが、編集者がうっかり、これで真紀子も喜ぶと安心した言葉に反応。原稿を読んだアリスは、真紀子との関係が美化されていることに怒って、自分が執筆すると申し出てしまう。
 アリスの筆は全く進まない。すると郡司が『13年型タイプライター売りたし』という新聞広告を見せる。郡司によると、この広告を掲載したのは世界中のセレブ御用達の凄腕ゴーストライター、ニシヤマとのこと。しかし、ニシヤマはコードネームで、その他詳細は全く不明。郡司は、このニシヤマとアポイントを取ったと、アリスを現場に向かわせる。
 太郎を伴って、待ち合わせ場所のホテルロビーに来たアリスは受付でニシヤマを呼び出してもらう。ロビーのソファで、啓一の財産などを書いたメモを読んでいた男が呼び出しに答えた。自伝を書けと言われて慌てるニシヤマをアリスは半ば強引に連れ出してしまう。この3人と入れ違いに、ロビーに啓一が現れた。受付に行った啓一は、ニシヤマと名乗る初老の男と出合って…。
 実は、2人のニシヤマは、アリス、啓一によって勘違いされていた。アリスと太郎が連れて行ったのは結婚詐欺師の西山辰雄(姜暢雄)。啓一と出合ったのが、凄腕ゴーストライターの仁志山達夫(佐戸井けん太)だったのだ。
 真実を知らずに自伝を強要するアリスに戸惑う西山は、取材費用として用意された1億円を奪って逃げようと画策するが、どうも上手くいかない。仁志山も自分が何者かを語れぬうちに、啓一から幸子のことを聞かされ、商店街の仲間たちの人情に巻き込まれていってしまう。
 なぜか佐藤家で執筆することになった西山は、逃げる算段としてアリスの過去に重要人物として後藤田を調べると言い出した。ひとりで出かけると言い張る西山だが、2人の関係が気になる太郎が同行して…。

キャスト

美田園アリス(23) … 上戸 彩

佐藤太郎(30) … 上地雄輔

安田幸子(29) … 国仲涼子
後藤田 司(31) … 柏原 崇
大野 緑(35) … 三浦理恵子
公文 晃(38) … 宅間孝行
江原まなみ(28) … 中山 恵
市井 静(25) … 上野なつひ
   /
坂本丈二(30) … 田村 裕(麒麟)
坂本和樹(14) … 黒木辰哉
   /
美田園真紀子(42) … 若村麻由美
   ・
安田啓一(53) … 山下真司
郡司康夫(55) … 風間杜夫

スタッフ

■脚本
 徳永友一

■企画
 後藤博幸(フジテレビ)
 成河広明(フジテレビ)

■プロデュース
 土屋 健(共同テレビ)

■演出
 松田秀知(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)
 佐藤源太(共同テレビ)
 北川 学(共同テレビ)

■音楽
 山下康介

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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