第5回 2008年11月11日(火)放送 あらすじ

花嫁アリスを救え

 美田園アリス(上戸彩)は、佐藤太郎(上地雄輔)らの商店街に計画された“アリスタウン”建設を阻止するため、後藤田司(柏原崇)との婚約を受諾。それが早くも号外などで大々的に報じられ、アリスの部屋には知人、友人からの祝電や花束が舞い込む。ところが、当のアリスはご機嫌斜め。後藤田への返事は、ただの勢いだったのだ。
 一方、『だるま』に集まった商店街の仲間たちは、計画が阻止されたとアリスに感謝しながら大盛り上がり。しかし、太郎と安田幸子(国仲涼子)の心中は複雑。2人は、アリスの真意を測りかねていた。
 そんな中、後藤田はアリスとの婚約記者会見をすることを発表。アリスは、姿を消そうとするのだが、部屋の前には継母・真紀子(若村麻由美)が送り込んだSPがいる。郡司康夫(風間杜夫)は、記者会見までアリスが逃げ出さないようにと後藤田との婚約を推奨する真紀子が派遣したSPだと説明。追い詰められたアリスは、FBIにいる幼馴染に連絡して…。
 夕食を食べようとしている佐藤家に、宅配便が届く。中身は、ポータブルプレーヤーと1枚のDVD。太郎が、DVDを再生するとアリスからのメッセージ。アリスは次の朝、自分を住まいのホテルから美田園専用空港に午後3時までに送るよう太郎に命令。SPに包囲されていることを明かし、商店街のメンバーの協力を得るよう指示していた。
 仲間たちを『だるま』に集めた太郎は事情を説明。今や商店街の救世主として崇められているアリスの頼みに仲間たちは大乗り気。かくして、太郎と仲間たちの“アリス救出大作戦”が決行されることとなった。
 翌朝、午前9時。太郎たちは、今一度作戦を確認して、それぞれの持ち場へと散る。まずは、太郎が運転手の制服に身を包み、SPには記者会見会場に荷物を運ぶためと偽ってアリスの部屋へと潜入。待ち構えていたアリスの世話係、大野緑(三浦理恵子)は、太郎に大きなスーツケースを任せた。どうやら、この中にアリスが隠れている様子。太郎が部屋を出ようとすると郡司に出くわしてしまう。事態に気づいた郡司に緑が詫びる。だが、郡司はアリスが上手く逃げ延びれば良いと意外な返事を口にした。
 無事に部屋を出た太郎とスーツケースのアリスだが、早々とSPの尋問を受けることに。しかし、このピンチは幸子が偽アリスに扮してSPや報道陣を引き付けて無事に切り抜けた。さらに、商店街の仲間たちが様々な作戦を駆使して“アリス救出大作戦”は成功したかに思われたが…。
 なんと、太郎たちの行動は警察からアリスの誘拐とみなされてしまう。『だるま』に着いて、トランクから出たアリスは超不機嫌。助けたつもりが誘拐犯扱いされてしまった商店街の仲間たちは大慌て。不機嫌なアリスと対立状態になってしまう。アリスが店を出ようとすると、いきなりカメラのフラッシュが。現れたのは公文晃(宅間孝行)だった。
 商店街はすでに警察官だらけだとアリスたちに告げる公文は敵か味方か? アリスは警察に保護されて後藤田との婚約会見に臨むことになってしまうのか? アリスが、空港に急ぐ理由とは?

キャスト

美田園アリス(23) … 上戸 彩

佐藤太郎(30) … 上地雄輔

安田幸子(29) … 国仲涼子
後藤田 司(31) … 柏原 崇
大野 緑(35) … 三浦理恵子
公文 晃(38) … 宅間孝行
江原まなみ(28) … 中山 恵
市井 静(25) … 上野なつひ
   /
坂本丈二(30) … 田村 裕(麒麟)
坂本和樹(14) … 黒木辰哉
   /
美田園真紀子(42) … 若村麻由美
   ・
安田啓一(53) … 山下真司
郡司康夫(55) … 風間杜夫

スタッフ

■脚本
 徳永友一

■企画
 後藤博幸(フジテレビ)
 成河広明(フジテレビ)

■プロデュース
 土屋 健(共同テレビ)

■演出
 松田秀知(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)
 佐藤源太(共同テレビ)
 北川 学(共同テレビ)

■音楽
 山下康介

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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