FIFAコンフェデレーションズカップ2009
2009年6月29日(月)放送終了

番組紹介

ワールドカップ本大会まであと、一年。
世界最大のスポーツの祭典はもうすぐそこまで迫っている…

大会史上初、アフリカ大陸での開催となる2010年ワールドカップ。
本大会へ向け、南アフリカで行なわれる今回のコンフェデレーションズカップは重要な大会となる。
今大会には、ワールドカップ2006王者イタリア。
EURO2008で初のヨーロッパタイトルを手にしたスペイン。
南米選手権決勝でアルゼンチンを破り、優勝を決めたブラジル。
ワールドカップ本大会でも活躍が期待される強豪国が続々と出場する。

FIFAランキング1位(2009年5月6日現在)、円熟期を迎えたスペインは現在、ヨーロッパで最も魅力的なサッカーを展開する。その原動力はヨーロッパ各国のクラブチームで活躍する多くの選手たち、中でも今季UEFAチャンピオンズリーグを制覇したバルセロナのシャヴィを中心に構成される中盤は現在世界最高といっても過言ではない。

忘れてはならないのが現世界王者イタリア。自国リーグのレベル低下により、2006年優勝当時の輝きを失いつつある。しかし、2年ぶりにアズーリの監督に名将リッピが復帰。ワールドカップ連覇へ気合が伺える。イタリアはCALCIO復権のためにもこの大会で無様な戦いをすることは出来ない。

過去2度の優勝を誇るサッカー王国ブラジルは、ロナウジーニョが代表メンバーから漏れるほど、ハイレベルな選考を経て23名を決定。カカ、ロビーニョ、ルイス ファビアーノ、アレシャンドレ パトといった多彩な攻撃陣はワールドカップ前哨戦で一体どんな戦いを見せてくれるのだろうか。
このほかにも、アフリカネーションズカップを勝ち抜いたエジプト、北中米カリブ海から出場のアメリカもあなどることは出来ない。アジアからはイラク、そしてオセアニアからはニュージーランドが出場する。

開催国、南アフリカにとってもコンフェデレーションズカップは本大会前にバファナバファナ(南アフリカ代表の愛称)のサッカーを世界に見せる大きなチャンスである。ここまで、過去4大会、ホスト国はいずれも決勝トーナメントに進出している。
南アフリカは何としても決勝トーナメントに進出し、開催国の意地を見せたいところ。
そして同時に、今大会は南アフリカのワールドカップ開催能力を世界に見せる機会でもあるのだ。

スタジアムを包み込むアフリカのリズム、鳴り止まない歌と、陽気なダンスはこれまで見たことの無いフットボールスタジアムを作り出すだろう。

コンフェデレーションズカップの成功が2010年ワールドカップの始まりを告げる…
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出演者

【実況】
青嶋達也


【解説】
清水秀彦


【スタジオMC】
ジョン・カビラ
本田朋子