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モンルイ・シュル・ロワール 第72回 2003年11月30日 「プリンスの菜園」

15世紀にフランソワ1世が建てた城・ブールデジエール城は今、
フランスの皇室ブログリ王子の研究の場として、菜園が作られている。
王子の自慢は500種類あるといわれるトマトのコレクション。
自ら作り、自ら栽培してその味を確かめる。
プリンスの菜園

ロワール地方・モンルイ・シュル・ロワール。

この小さな町にひときわ優美な姿で建つ、「ブールデジエール城」。


このお城の敷地の中には、ある野菜を栽培している菜園がありました。

15世紀に建てられ、結婚式場としても利用されているブールデジエール城を、現在管理しているのはフランス貴族・プリンス・プログリエ。


プリンスが自らの研究のために菜園で育てているのは、フランスで“愛の果実”と呼ばれる様々な種類のトマト。

その種類と、色の多さに牽かれたプリンスは、鑑賞のために世界中から取り寄せたのです。


トマトの良さは、こうして採ってすぐに食べられることさ。

「採れたてのトマトで…」


「新鮮なトマトは、そのまま食べるのが一番美味しい」というプリンスですが、おもてなしの時には、ちょっぴり手を加えた料理にします。

パイ生地に4種類のトマト、それにオリーブオイルとチーズ。それはまさに、トマトソースの替わりにマスタードを使った大人のピザ。


「タルト・ド・トマト」

焼くことでさらに甘味を増したトマトは、おもてなしのひとときに新鮮な驚きを与えてくれる、トマトの研究者ならではの逸品なのです。




Chateau de la Bourdaisiere/La directrice:
Mme Martine de Roquefeuil
住所:P M de Broglie 37270 Montlouis-sur-Loire
TEL:02 47 45 16 31  FAX:02 47 45 09 11
HP:http://www.chateaulabourdaisiere.com/

「SUO GAN」
カトリン・フィンチ
作詞/作曲:TRADITIONAL
レコード会社/CD NO:ソニー/SICP 420
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