第4回 2013年2月4日(月)放送 あらすじ

鍵のかかった部屋から盗まれた本

篠川栞子(剛力彩芽)は、客の自宅に出張して本を買い取る「宅買い」に五浦大輔(AKIRA)を連れて行く。訪ねた先は「玉岡」という邸宅で、依頼者の玉岡聡子(森口瑤子)は、3カ月前に他界した父親の蔵書を処分して欲しいという。
蔵書は主に純文学や詩集で、なかには中原中也の『在りし日の歌』の初版本など貴重なものもあった。聡子は栞子に、買い取りとともに、昨日この書斎から盗まれた宮沢賢治の『春と修羅』の初版本を取り戻して欲しいと依頼。父親は『春と修羅』の初版本を2冊持っていたが、状態の良くない方が盗まれたのだという。聡子がその消失に気づいたのは、昨夜、遺産のことでクレームを付けに来た兄・一郎(大河内浩)と姉・小百合(峯村リエ)が帰宅した直後だった。2人の来訪の直前まで書斎にいて『春と修羅』の存在を確認していた聡子は、帰宅した2人に電話で問い詰めたが、どちらも犯行を否定しているという。それを聞いた栞子は、2人の服装について尋ねる。
栞子と大輔がビブリア古書堂に戻ると、そこに疲れ切った志田肇(高橋克実)がいた。志田は先日、酔った勢いで仕入れた古書すべてを1000円で売ってしまう、という失態を演じていたのだ。
翌日、栞子と大輔は一郎に事情を聞きに行き、その後、小百合とは甘味処で待ち合わせをした。しかしやって来たのは、息子・昴(今井悠貴)だった。小百合に頼まれて来たという昴は、栞子と大輔を自宅へと連れて行き…。

キャスト

篠川栞子<しのかわ・しおりこ>(23):剛力彩芽
五浦大輔<ごうら・だいすけ>(30):AKIRA

笠井菊哉<かさい・きくや>(29):田中圭
藤波明生<ふじなみ・あきお>(38):鈴木浩介
横田奈津実<よこた・なつみ>(30):北川弘美
篠川文也<しのかわ・ふみや>(18):ジェシー(ジャニーズJr.)
小菅奈緒<こすが・なお>(18):水野絵梨奈
佐々木亜弥<ささき・あや>(20):トリンドル玲奈
橋本さやか<はしもと・さやか>(23):内藤理沙

篠川智恵子<しのかわ・ちえこ>(46):安田成美

五浦恵理<ごうら・えり>(53):松坂慶子
志田肇<しだ・はじめ>(52):高橋克実

ほか

スタッフ

【原作】
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫)

【脚本】
岡田道尚

【演出】
宮木正悟

【制作】
フジテレビ ドラマ制作センター

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