第1回 2012年7月1日(日)放送 あらすじ

最近、父ちゃんは忘れものが多い…

木下圭介(豊川悦司)とひとり娘の美雨(芦田愛菜)は、東京の下町にある小さな金属加工工場『中村産業』の離れで暮らしている。圭介の妻・妙子は8年前、美雨の命と引きかえにこの世を去っていた。大手建設会社に勤務していた圭介は、会社を辞めて中村産業に転職していた。美雨を小学校に送り出した圭介は、彼女の忘れ物に気づき、学校まで届ける。中村産業社長の中村富美夫(蟹江敬三)や妻の千恵子(丘みつ子)、後輩工員の勝田秋生(三浦翔平)らは、過保護過ぎる、と圭介をからかいつつも、この父娘を温かく見守っていた。そんな折、思わぬ事態が起きる。先輩工員の宗田清(でんでん)に頼まれた秋生が工場内の荷物を動かしたところ、バランスが崩れ、圭介の頭に当たってしまったのだ。意識を失った圭介は病院に運ばれるが、すぐに意識を取り戻した。
あくる朝、圭介は、遠足に行く美雨の弁当を用意し忘れ、慌てて作り始める。約束していた水筒も買い忘れていることを知った美雨の姿を見た圭介は、金物店に無理を聞いてもらって水筒を購入する。嬉しさとともに遠足に出かけた美雨は、バスの中で友だちの新井小太郎(高木星来)から“口裂けオヤジ”の都市伝説を聞く。
圭介は、時おり物忘れをしていたが、一時的なものだったため気に留めずにいた。そんな中、圭介は工場を覗きこんでいる女性の姿に気づく。それは、富美夫の娘で、結婚して家を出た西脇アカネ(中谷美紀)だった。

キャスト

スタッフ

【脚本】
羽原大介

【企画統括】
成河広明

【編成企画】
鹿内植
佐藤未郷

【プロデュース】
貸川聡子
山崎淳子

【演出】
水田成英

【音楽】
平沢敦士

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

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