第5回 2008年11月11日(火)放送 あらすじ

 次のバチスタ手術の患者は蔵田(田村元治)という76歳の男性。白鳥(仲村トオル)はそのオペまでに、あと4日で必ず犯人を見つけると公言。これまでに術死した患者の血液を科学警察研究所に調べてもらうことにする。そしてチームの誰しも犯行の可能性があり、犯人はだいぶ絞り込めてきている、次のオペでまた殺人をするとしたらよほどの自信家か単なる愚か者だと挑発する。
 それを受けて、羽場(戸田昌宏)が田口(伊藤淳史)に一連の術死は予告殺人で、患者が亡くなる前には、ガラスに詰められたバラがオペ前室の手洗い場に置かれていると告げる。さらに氷室(城田優)から、バラを前室に置いたのは直美(釈由美子)だということを聞き、その真意を直美に問うと、深く傷ついた直美は「看護師になんか、ならなければ良かった」と言い捨てて立ち去ってしまう。
 その頃桐生(伊原剛志)は、蔵田の画像を鳴海(宮川大輔)に見せて意見を聞いていた。蔵田のオペをしてもいいのかと迷う桐生を、鳴海はここで止めるなら自分たちは何のために日本に帰国したのだと叱咤する。
 直美を傷つけた田口は気持ちが塞いでいた。今日の調査報告をしようとしない田口に業を煮やし、白鳥は田口の家に押しかける。話を聞いてその人のことを知る心療内科医の仕事が好きだったが今は怖くて仕方ないと本音をぶつける。だが白鳥は人のことを分かったつもりになっているだけで、本当に他人を知るということは最悪な部分まで見ることだと田口を非難。何も答えられない田口に、助手をクビにすると言い渡す。
 翌日、チーム・バチスタのミーティングで、桐生は蔵田に万が一発作が起きた場合は緊急手術を行うことを再確認し、もし手術が失敗したらチームを解散すると宣言する…。

キャスト

田口公平 … 伊藤淳史
白鳥圭輔 … 仲村トオル
氷室貢一郎 … 城田 優
垣谷雄次 … 鶴見辰吾
酒井利樹 … 鈴木裕樹
羽場貴之 … 戸田昌宏
   ●
藤原真琴 … 名取裕子
   ●
高階権太 … 林 隆三
鳴海 涼 … 宮川大輔
大友直美 … 釈 由美子
桐生恭一 … 伊原剛志

スタッフ

■原作
 海堂 尊
 「チーム・バチスタの栄光」(宝島社)

■脚本
 後藤法子

■演出
 植田 尚

■プロデューサー
 豊福陽子(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 八巻 薫(MMJ)

■音楽
 羽岡 佳
 妹尾 武

■制作
 関西テレビ
 メディアミックス・ジャパン

バックナンバー