第25回 2003年9月28日(日)放送 あらすじ

#25 もしも涙を流せたら

 ジオシティの落成式に訪れたお茶の水博士とアトム。ジオシティは、地上の環境維持のため、地下に作られた理想都市だった。しかし都市の設計者セバスチャン博士は、この地下都市に欠かせない環境修復システムが贋物であることに気付く。このままこの町を作動させると、汚染は地下から全地球にまで及ぶ恐れがあるのだ。マニー市長は名誉のためにこの都市を作ったが、環境修復システムに欠けるお金が惜しくなったのだった。それを知ったがためにマニー市長に監禁されたセバスチャン博士は、地球の狂気となるこの都市の機能を止めるために、植物育成剤ケミカルAを散布する。異常に発育しだす木々。それはまるで怪物のように都市を襲い始めた。逃げ惑う人々をアトムは救おうとするが、努力も空しく、なおも木々は暴れ回る。しかしそれを止める方法はない・・・!!アトムは果たして木々の発育を止め、人々を救うことが出来るのか!?

<みどころ>
アトムはお茶の水博士とともに自然と科学が調和した地底都市「ディープシティー」を見学する。式典に参加したセバスチャンは、地底都市のシステムに重大な欠陥があることを発見する。金儲けにしか興味がないマニー。自然と人間を守る為にセバスチャンは、自分の開発した薬品を使ってシティーを破壊する。
暴走する森の中で、何故か1本だけ反応しない老木があった。さて、反応しない理由とは!?また、暴走しだした森を、アトムはどうやって救おうとするのか!?

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10/5(日)放送回で、なんとあのSMAPの香取慎吾が
声優にチャンレンジしています!!
さて、いったい何の役で!?乞うご期待!!
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キャスト

アトム:津村 まこと
お茶の水博士:勝田 久
天馬博士:大和田 伸也
ウラン:丸山 美紀
如月夕子:川瀬 晶子
タワシ警部:銀河 万丈
ロビタ:龍田 直樹

スタッフ

製作:手塚プロダクション、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、電通
原作:手塚 治虫
監督:小中 和哉
脚本:長谷川 圭一、太田 愛、小中 千昭、村井 さだゆき、小林 弘利、古怒田 健志、ヒッキー&マッコイ、ラリー ビスコフ ほか
ストーリーエディター:マーク ハンドラー、ジョー ダンブローシャ
アニメーションディレクター:望月 敬一郎
キャラクターデザイン・作画監督:瀬谷 新二
メカニックデザイン:荒牧 伸志、高倉 武史
美術監督:加藤ひろし
撮影監督:高橋 宏固、野口 肇
音響監督:三間 雅文
色彩設定:岡野 強
音楽:吉松 隆

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