Another HERO

HERO:
石田衣良(直木賞作家)
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長野順子(銅版画家)
2006.02.05 放送
数々の作品で読む者の心をとらえる直木賞作家・石田衣良。今回の作品は幼い子供たちの恋、そして残酷な試練を待ち受けるファンタジック・ストーリー。そんな石田の世界を画にしたのが銅版画家・長野順子である。長野は、幼い子供の激しい感情を線描で表現するのではなく、画の全体にコントラストを施そうとした。そこで、彫った銅版にあるものを塗り、腐食剤につけることで、意図的には作れない幻想的な模様を映し出したのだ。それにより、石田の作品にまぎれもないファンタジーが吹き込まれた。
石田衣良

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五十六世梅若六郎(能楽師)
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白井 進(装束製作)
2006.02.12 放送
人気漫画「ガラスの仮面」の劇中劇「紅天女(くれないてんにょ)」を新作能として演じる能楽師・梅若六郎。面とともに重要な「装束」の製作を依頼したのが、京都の匠・龍村美術織物の白井進である。梅若のこだわりは江戸後期の舞衣(まいぎぬ)の復元だった。白井は色と文様、大きさを丹念にチェック。さらには「白茶(しらちゃ)」という衣の地色を出すために、ある物に着目し、見事にその色味を作り出したのである。それにより、梅若の理想の装束が形となり、新作能への期待は、より一層高まる。
五十六世梅若六郎

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知念かおり(囲碁棋士女流棋聖)
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吉田寅義(碁盤師)
2006.02.19 放送
ドコモ杯女流棋聖戦でたびたび「女流棋聖」の座を獲得している囲碁棋士・知念かおり、四段。勝負師・知念にとって重要な「碁盤」を作るのが碁盤師の吉田寅義である。「現代の名工」ともいわれる吉田には、半世紀にわたって磨きあげられた、ある技がある。長年寝かせ、乾燥させた「カヤの木」を材料とし、丁寧に削り、磨いて「盤」の土台を作る。その後、江戸時代から伝承され、今や吉田にしかできない刀を使った技、「太刀(たち)盛り」で碁盤を仕上げていくのである。完成した最高級の盤を前に、棋士・知念は勝利への策を練る。
知念かおり

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加藤慎平(競輪2005賞金王)
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中村哲也(トレーナー)
2006.02.26 放送
昨年末の「2005KEIRINグランプリ」を制し、初の賞金王に輝いた競輪界の新星・加藤慎平。しかし昨年の3月、レース中に落車し右の腰を骨折する大怪我に見舞われた。そんな加藤を支えたのがトレーナーの中村哲也なのだ。加藤の走行フォームをチェックすると、どうしても無意識に負傷した右をかばおうと、体が右に傾くため、中村はリハビリで左右のバランスを整えるのに専念。診察のたびに、ある方法でそれぞれの足へかかる力のバランスをチェックした。それにより、体のバランスが整い、その後の加藤を大いなる活躍へと導いたのである。
加藤慎平


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