第1回 2009年11月10日(火)放送 あらすじ

壮絶な騙し合い、ゲーム再開

 ある日、バカがつくほど正直者の女子大生・神崎直(戸田恵梨香)の元に1億円の現金が届いた。それをきっかけに人を騙して大金を奪い合う「ライアーゲーム」に参加することになった直は、元天才詐欺師の秋山深一(松田翔太)の協力を得て3回戦まで戦い抜いた。負債をゼロにしてゲームを終えると、秋山は直の前から姿を消し、直にも平穏な日々が戻っていた…。
 それから2年、直の家に再び現金1億5千万円の入った箱が届いた。4回戦進出は棄権すると決めいていた直だったが、現れたライアーゲーム事務局員の谷村光男(渡辺いっけい)に他のプレーヤーを救って欲しいと訴えられ、参加を決意する。同じ頃、母の墓参りに来ていた秋山の前に事務局員のエリー(吉瀬美智子)が現れた。直と同じく4回戦を棄権するつもりだった秋山だが、2年前に会ったのはゲーム出資者の1人であって主催者ではないと聞き、参加を決める。
 車に乗せられ、第4ステージ・第1会場にやってきた直。会場には秋山とこれまで一緒に戦ってきた福永ユウジ(鈴木浩介)、さらに西田勇一(荒川良々)、菊地翔(眞島秀和)、小坂妙子(広田レオナ)の姿があった。久しぶりの再会に喜ぶ直と福永だが、直後、巨大モニターにディーラーのソラリオが映り、ゲームの解説が始まった。
 ゲームは直・秋山・福永が太陽ノ国チーム、西田・菊地・小坂が月ノ国チームに分かれて、1対1で3つのゲームを行い、先に2勝したチームの勝利。1人1億5千万円がチップとして貸し付けられ、それを賭けての勝負が行われる。ゲーム終了後の回収額は1人1億円。5千万円はボーナスとしてプレーヤーに与えられるが、マネーの取り分はチームごとに計算されるため、自分が勝ってもチームメイトが負けると負債を抱えることになる。
 ゲームの解説が終わると、ソラリオから対戦カードが発表された。1回戦となる先鋒は福永と西田、2回戦の中堅は秋山と菊地、3回戦の大将は直と小坂だ。続いて、先鋒戦のゲームが“24連装ロシアンルーレット”と告げられた。両者が3発ずつ弾を込め、交互に引き金を引いていき発砲音が鳴ると被弾となり5千万円を相手チームに支払わなければならない。チップを払いパスをすることもでき、5回連続パスでディーラーがチップを回収し引き金を引いてゲームが流れる。6発目の弾が発砲されるまでゲームは続くという。まずはリハーサルが行われることになり、直と西田がテーブルに着いた。ゲームを進めながらヒントを見つけようする直だが、終わってみれば4発も被弾していた。力になれなかったと肩を落としながら太陽ノ国エリアに戻る直に、秋山は充分な手がかりを得たから必ず勝てると宣言をする。そして、中央エリアでは福永と西田のゲームが始まった…!

キャスト

戸田恵梨香
松田翔太
鈴木浩介
 ・
菊地凛子
 ・
吉瀬美智子
渡辺いっけい

スタッフ

■原作
 甲斐谷 忍
 「LIAR GAME」
 (集英社/週刊ヤングジャンプ連載)

■脚本
 黒岩 勉

■プロデュース
 志牟田 徹
 東 康之

■演出
 松山博昭
 大木綾子
 長瀬国博

■音楽
 中田ヤスタカ(capsule)

■制作
 フジテレビ

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