第8回 2010年8月26日(木)放送 あらすじ

母親失格-サヨナラ子供たち

 早乙女悠里(天海祐希)は、秘書の新倉リカ(長澤まさみ)をともなって絵画展会場を訪れる。それは、悠里の母・笠原真理恵(倍賞美津子)の個展だった。真理恵は、惣一(夏八木勲)と離婚後、パリに渡り、画家として活動していた。惣一と真理恵は、子育てに関する考え方が違っていた、と悠里はリカに話した。真理恵は、他人との競争は子どもの成長においてマイナスになるという考えの持ち主だった。実は悠里もその影響を強く受けており、修一(水上剣星)に対して厳しすぎる惣一に反発していたのだという。
 一方、晶(武井咲)は、宇津木洋介(綾野剛)が何も言わずに姿を消してしまったことに大きなショックを受けていた。宇津木は、すでにマンションを引っ越し、携帯電話にも出なかった。YSコーポレーションの社長室にやってきた晶は、悠里が宇津木に金を渡したことを察し、非難した。蓮見丈治(反町隆史)は、そんな晶に、悠里を恨むのは筋違いだ、と言い放つ。宇津木の方が、晶とは別れない、金は受け取らないと言えばそれ以上はどうにもならない話だ、と丈治は言うのだ。続けて丈治は、宇津木は最初からそのつもりだった、と晶に告げた。晶は、涙をこらえながら、絶対に信じない、と言い残して社長室を飛び出す。
 あくる日、丈治は、丹羽聖子(エド・はるみ)のアパートを訪れる。丈治は、息子のことで悩んでいるなら一度会いに行ってもいい、と聖子に約束していたのだ。聖子の息子・勝(水野真典)に会った丈治は、彼を挑発した。勝は、ナイフを取り出して丈治を威かくしたが、あっという間にナイフを奪われ、殴られてしまう。
 そんな折、思わぬ事件が起きる。長男の洸(松坂桃李)が、バイクにはねられたのだ。知らせを受けた悠里や辰也(寺島進)は、洸が収容された病院に駆けつけるが…。

キャスト

早乙女悠里 … 天海祐希

新倉リカ … 長澤まさみ

早乙女修一 … 水上剣星

早乙女 洸 … 松坂桃李
早乙女 廉 … 矢野聖人
早乙女 晶 … 武井 咲
早乙女 朋 … 大江駿輔

丹羽聖子 … エド・はるみ
宇津木洋介 … 綾野 剛
保坂次郎 … 志賀廣太郎
丹羽 勝 … 水野真典

神代麻衣子 … 南沢奈央

笠原真理恵 … 倍賞美津子

明石辰也 … 寺島 進

早乙女惣一 … 夏八木 勲

蓮見丈治 … 反町隆史

スタッフ

■脚本
 野島伸司

■演出
 加藤裕将

■プロデュース
 東 康之

■音楽
 千住 明
 池 頼広

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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