第3回 2010年7月22日(木)放送 あらすじ

涙…母と娘の決別!娘に男の影、そして俺と同じ孤児達へ!丈治の熱き叫び

 早乙女悠里(天海祐希)の会社『YSコーポレーション』では、児童施設の子どもたちのために定期的に水泳教室を開いていた。コーチを務めるのは、ジムの総責任者・蓮見丈治(反町隆史)や悠里の長男・洸(松坂桃李)だ。悠里は、秘書の新倉リカ(長澤まさみ)に、こうした事業が偽善だという批判を受けても、子どもたちを見捨てられない特別な事情がある、と告げた。
 その夜、珍しく長女の晶(武井咲)が夕食の時間になっても帰ってこなかった。友人の家でごちそうになるというメールがあったらしい。それを知った洸は、弟の廉(矢野聖人)から聞いた話を悠里や丈治に打ち明けた。廉は、晶が若い男の運転する車に乗っている姿を目撃したというのだ。廉は、念のため男の車のナンバーを控え、洸に渡していた。悠里は、妹のことを心配している洸に、機会を見て晶と話をしてみる、と約束した。
 ほどなく、晶の相手は、以前、悠里たちが取材で会ったカメラマン・宇津木洋介(綾野剛)だと判明する。宇津木は、晶の写真集の撮影も手がけることになっていた。最初に会ったときから宇津木のことを警戒していたリカは、写真集の契約を解除するか、カメラマンを代えるべきだと悠里に提言した。
 晶が丈治に思いを寄せていることを知っていた悠里は、ふたりの間に何かがあったのではないか、と思い、丈治から事情を聞く。そこで丈治は、悠里にプロポーズしたことを晶に話しただけだと答えた。晶の真剣な気持ちに対して、自分も真剣に答えたという丈治。悠里は、そんな丈治に、失望したと言い放つ。例え嘘をついてでも、晶のモチベーションを下げないようにすべきだった、と悠里は言うのだ。
 その夜、悠里は、別居中の夫・辰也(寺島進)を呼び出し、晶のことを相談する。悠里は、心配ないはずだが何故か胸騒ぎがする、と正直に辰也に打ち明けた。辰也は、宇津木を呼び出して締めあげてもいいのではないか、と悠里に助言した。
 あくる日、悠里は、度々クレームの電話をしてきている相手・丹羽聖子(エド・はるみ)から電話をもらう。聖子は、引きこもりの息子のことで心を痛めている様子だった。それを知った丈治は、クレーマーの人生相談に乗るなんてどうかしている、と悠里を非難するが…。

キャスト

早乙女悠里 … 天海祐希

新倉リカ … 長澤まさみ

早乙女修一 … 水上剣星

早乙女 洸 … 松坂桃李
早乙女 廉 … 矢野聖人
早乙女 晶 … 武井 咲
早乙女 朋 … 大江駿輔

丹羽聖子 … エド・はるみ
宇津木洋介 … 綾野 剛
保坂次郎 … 志賀廣太郎
丹羽 勝 … 水野真典

明石辰也 … 寺島 進

早乙女惣一 … 夏八木 勲

蓮見丈治 … 反町隆史

スタッフ

■脚本
 野島伸司

■演出
 河毛俊作

■プロデュース
 東 康之

■音楽
 千住 明
 池 頼広

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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