BOSS(2009年)
女vs女の心理戦!
大澤絵里子(天海祐希)は、野立信次郎(竹野内豊)に言われニュース番組に生出演、キャスターの高峰仁美(富田靖子)と対談する。仁美から「特別犯罪対策室」や過去の事件について質問を受けた絵里子は、一緒にスタジオ入りした野立のナンパな行動に集中力をそがれるが、何とか無難に返答し出演を終えた。
番組終了後、絵里子と話していた仁美のところへスタッフが1枚の紙を持ってくる。最近、スタジオに送られてくる「キャスター生命を断たせる」などと書かれた脅迫文で、心配したスタッフは警察に届けようと提言。しかし、仁美はその必要はないと言うと、平然と絵里子に向き直る。絵里子は、そんな仁美の右手に巻かれた包帯が気にかかる。
その頃、とあるマンションの一室で安田博文の溺死体が発見された。所轄の見識では事故死とされたが、マスコミが過剰に騒いでいるため、丹波博久(光石研)は絵里子に再捜査を要請する。
フリーカメラマンだった安田は、過去に何人もの著名人の極秘写真を撮ってきた。その写真が元で自殺したタレントまでいることから、複数の人間から恨みを買っていた可能性がある。マスコミは、安田が誰か大物のスクープ写真を撮ったことが原因で殺害されたのでは、との憶測で騒いでいるのだ。
絵里子は、対策室の片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)に捜査に出るよう指示。自分は、木元真実(戸田恵梨香)を連れて、安田の遺体発見現場へと向かう。
現場の状況は、所轄の検証どおり事故死とするのにまったく不自然な点がなかった。しかし絵里子には、そのことがかえって怪しく見えていた。絵里子は、真実に部屋にあった大量のポジフィルムをチェックしておくように指示する。
やがて、安田のカメラマンとしての15年分の仕事をデータ化した真実は、10年前の6月のポジがほかに比べて極端に少ないことに気付く。それを聞いた絵里子は、その月に起こった事件を調べさせる。すると、都内で起こった重要な事件は、女子高生が被害に遭ったストーカー殺人だけだとわかる。それは、現場に偶然居合わせた報道関係者がスクープ映像として事件を報じ、それが犯人逮捕につながったという事件だった。そして、その報道関係者とは、仁美だという。絵里子は、テレビ局に急行し…。
番組終了後、絵里子と話していた仁美のところへスタッフが1枚の紙を持ってくる。最近、スタジオに送られてくる「キャスター生命を断たせる」などと書かれた脅迫文で、心配したスタッフは警察に届けようと提言。しかし、仁美はその必要はないと言うと、平然と絵里子に向き直る。絵里子は、そんな仁美の右手に巻かれた包帯が気にかかる。
その頃、とあるマンションの一室で安田博文の溺死体が発見された。所轄の見識では事故死とされたが、マスコミが過剰に騒いでいるため、丹波博久(光石研)は絵里子に再捜査を要請する。
フリーカメラマンだった安田は、過去に何人もの著名人の極秘写真を撮ってきた。その写真が元で自殺したタレントまでいることから、複数の人間から恨みを買っていた可能性がある。マスコミは、安田が誰か大物のスクープ写真を撮ったことが原因で殺害されたのでは、との憶測で騒いでいるのだ。
絵里子は、対策室の片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)に捜査に出るよう指示。自分は、木元真実(戸田恵梨香)を連れて、安田の遺体発見現場へと向かう。
現場の状況は、所轄の検証どおり事故死とするのにまったく不自然な点がなかった。しかし絵里子には、そのことがかえって怪しく見えていた。絵里子は、真実に部屋にあった大量のポジフィルムをチェックしておくように指示する。
やがて、安田のカメラマンとしての15年分の仕事をデータ化した真実は、10年前の6月のポジがほかに比べて極端に少ないことに気付く。それを聞いた絵里子は、その月に起こった事件を調べさせる。すると、都内で起こった重要な事件は、女子高生が被害に遭ったストーカー殺人だけだとわかる。それは、現場に偶然居合わせた報道関係者がスクープ映像として事件を報じ、それが犯人逮捕につながったという事件だった。そして、その報道関係者とは、仁美だという。絵里子は、テレビ局に急行し…。