第4回 2006年5月9日(火)放送 あらすじ

2人だけの初フライト

 洋子(上戸彩)たち客室乗務員訓練生は、制服を着用して本格的なサービスの訓練に臨むことになった。いよいよ制服を着ることが出来るとあって、CAの制服に強い憧れを抱く弥生(相武紗季)や沙織(上原美佐)はもちろん、洋子までもテンションが上がり気味。そんな訓練生たちに、教官の三神(真矢みき)は、制服を身につけた者にはますます高い要求が突きつけられ、訓練内容もレベルアップする、と釘を刺す。
 洋子たちは、早速モックアップと呼ばれる施設で訓練を受ける。モックアップとは実物大の模型を意味する言葉で、この施設には、実物と同じ大きさ、設備のキャビンが設置されていた。ここでの訓練の目的は、実際のフライトで通用する動きを学ぶことであり、制服を着用するのもそのため。教室で学んだことを、狭い機内でどう生かすかが重要なのだ。
 休憩中、弥生は、洋子を付き合わせてハンガーに向かう。弥生は、制服姿を翔太(錦戸亮)に見せたかったのだ。そこで翔太に出会い、制服が似合う、と褒められた弥生は嬉しさを隠せない。
 同じころ、訓練センターには、テレビ局のディレクター・福永(鈴木浩介)が訪ねてきていた。福永は、夢を追いかける訓練生たちのドキュメンタリー番組を作りたいのだという。その企画を受けることにした客室乗務員訓練部長の太宰(井上順)は、三神のクラスに取材の協力を求めた。三神は、いまは訓練生たちにとって一番大事な時期だから、と難色を示すが、太宰の強い要望もあってしぶしぶそれを引き受ける。
 あくる日、三神は、福永ら取材クルーを伴い、テレビ番組の取材が入ることを訓練生に伝える。早速カメラを回し始める取材クルーの姿に、浮き足立つ訓練生たち。その中で洋子だけはいつもの調子で、カメラに向かってピースサインをしておどけてみせたりしていた。訓練でもミスを連発したりする洋子のキャラクターに注目した福永は、彼女を番組のメインに据えることに決め、リポーター役を頼む。沙織は、洋子が今回の取材で訓練生代表のように扱われていることを問題視し、弥生や関山(大塚ちひろ)にも相談する。が、当の洋子は、これを機に女子アナやお天気キャスターに転職してもいいかも、などと浮かれていた。
 そんな折、洋子は、翔太がパイロットを養成する航空大学出身であることを知る。堤(小泉孝太郎)が、後輩のパイロット訓練生から聞いたのだという。が、堤がその話を持ち出し、何故パイロットにならずに整備士になったのか、と翔太に尋ねると、急に翔太は不機嫌になり…。

キャスト

美咲洋子(21) … 上戸 彩
中原翔太(25) … 錦戸 亮
若村弥生(22) … 相武紗季
弘田沙織(23) … 上原美佐
関山有紀(22) … 大塚ちひろ
麻生カオル(28) … 笛木優子
東野はるか(22) … 大友みなみ
堤 修介(27) … 小泉孝太郎
木下朝美(35) … 七瀬なつみ
太宰晋一郎(53) … 井上 順(特別出演)
桜田信哉(48) … 小日向文世
三神たまき(38) … 真矢みき

ほか

スタッフ

☆脚本
 後藤法子

☆演出
 佐藤祐市

☆プロデュース
 岩田祐二

☆企画
 土屋 健
 大辻健一郎

☆音楽
 菅野祐悟

☆制作
 フジテレビ
 共同テレビ

バックナンバー