映画「ボクの妻と結婚してください。」
映画「ボクの妻と結婚してください。」
2018年6月19日(火)放送終了

放送内容詳細

余命6カ月、最愛の人に贈る“やさしいうそ”とは?

妻になんて言おう。最初によぎったのはそんな思いだった。
三村修治(織田裕二)、職業は、バラエティー番組の放送作家。12本ものレギュラーを抱え、このところ忙し過ぎるとは思っていた。感じた異変に検査を受けて、下されたのは驚くべき診断だった。すい臓がん。しかも末期。余命6カ月。1日でも長く延命し、家族と静かに過ごす。それこそが正しい最期の過ごし方。だが、どうも面白くない。放送作家として修治は、今までずっと世の中の色々なことを好奇心で『楽しい』に変えて来た。そんな思いから修治は、あれこれ企画を練り始める。
家族に遺せる『最期の企画』。
現在、妻・彩子(吉田羊)は専業主婦。まだ小学生の息子・陽一郎を抱え苦労するだろう。そして気丈そうに見えてもろいところがある。何とかして笑顔にしてあげられないか?見かけたのは結婚相談所の看板。振り返る花嫁。そうだ。修治は思いつく。
自分がいなくなっても、妻が前を向いて進めるように。『妻の結婚相手を探そう!』そんなひらめきを胸に修治は突っ走る。まずは婚活市場を勉強。自身も同僚の手を借りてお見合いパーティーに潜入。さらに元仕事仲間の知多かおり(高島礼子)が現在結婚相談所の社長であると知り、なんとか協力取り付けて、妻にとって最高の結婚相手を探し出してもらう。
『婚活』を続けているとやがて現れる、奇跡のような相手・伊東正蔵(原田泰造)。インテリア会社社長。真面目で誠実、加えて独身。まさに命を懸けた一世一代のプロジェクト、そして迎える最高のエンディングとは?
ある夫婦の物語が今、始まる。
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出演者

三村修治―織田裕二
三村彩子―吉田羊
伊東正蔵―原田泰造(ネプチューン)
三村陽一郎―込江海翔
片岡喜子―森カンナ
業田豊―眞島秀和
清瀬モモ―佐藤ありさ
中島隆―前川泰之
三浦孝子―大塚千弘
俵屋三幸―小堺一機
荒城伊知郎―大杉漣
知多かおり―高島礼子

スタッフ

【脚本】
金子ありさ

【原作】
樋口卓治(「ボクの妻と結婚してください。」講談社文庫)

【監督】
三宅喜重

【音楽】
菅野祐悟

【配給】
東宝

【製作】
関西テレビ放送
東宝
アイ・エヌ・ピー
博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
講談社
KDDI
日本出版販売
GYAO

【制作プロダクション】
東宝映画