現在、日本の100歳以上の高齢者は約7万人を数える。今や、誰でも100歳まで生きることが夢ではない時代になりつつあるが、そんな日本人の安心を揺るがすデータがある。平均寿命が長いということで知られる日本だが「健康でいられる期間＝健康寿命」との開きは、男性で9歳、女性は12歳と世界でもトップクラス。高齢者の要介護者や認知症患者の数も年々増加の一途を辿っている。どうせなら最期まで健康に過ごしたい！そこで、番組では、世界各地で健康長寿の秘訣を大調査。ギリシャ、南アフリカ、メキシコ、中国の4カ国に飛び、独自の食べ物や生活習慣などをくまなく取材した。
ギリシャのイカリア島は、たくさんの高齢者たちが元気で幸せに暮らす「死ぬことを忘れた島」と言われる。その島のご長寿に密着したところ、長生きの秘訣が続々と見えてきた。さらに、南アフリカの国民は腰痛知らずというが、その秘訣は？そして、大腸がんによる死亡者数が世界で最も少ないと言われるメキシコでは、地元名産の食材とガンとの関係を探る。さらに、中国のホンヤオ族は、高齢でも綺麗なフサフサの黒髪女性ばかり。その決め手となる習慣とは何なのか？村の生活を徹底取材。スタジオでは、日本でも簡単にできる腰痛改善法を学ぶ。知っているようで知らない世界の知恵を集めた海外健康バラエティー「ゲンキな国に学べ！世界の（秘）健康法」をお楽しみに！