放送内容詳細

日本が今、直面している深刻な問題…空き家の増加。
 所有者不在、相続人不明により処分できない空き家は、地方だけでなく、都市部でも増えており、老朽化による倒壊、不審火のターゲットなどの防災・防犯上の問題などを引き起こしている。そんな空き家の増加を食い止める最大の解決策は…使わなくなった家屋を取り壊すこと。番組では解体立会人の木下隆行(TKO)、佐藤仁美、内藤大助、奈美悦子、はなわが問題を抱える家主のもとへ行き、空き家の解体に密着!そこには建物を取り巻く人間ドラマが!?

木下は、埼玉県にある13年間放置されている空き家の解体に密着。生活用品はそのまま放置された状態。もともと4人家族だったが、両親が他界し、子ども2人は結婚。家の所有権は子どもに譲り渡されたが、両親と暮らした大切な思い出が残る家の為、子どもたちはなかなか解体に踏み出せないでいた。そんな空き家を解体する決断をした子供たちから、解体を託された木下が13年放置された家の解体に立ち会う!

奈美とはなわが訪れたのは、夫に先立たれ、女手一つで家を守り続けた女性。家主とともに子どもの成長を見守ってきた、思い出がつまった築50年の家。そんな思い出が詰まる家だが、家主は老朽化を理由に解体することを決断する。解体契約書にサインした家主とともに引っ越しの準備をしていると、亡き夫のことを記録した日記を発見。その内容をはなわが読み上げると、昔を思い出した家主は目頭が熱くなり目元を拭う。そして、思い出の詰まった家での最後の晩さん。息子と孫娘と共に家主の得意料理を囲み、思い出話に花を咲かせる。ご主人が大切にしていた庭の大きな石を取り除くなど次々と解体を進めていくプロの技術に、はなわもあ然!そして、ご主人が大切にしていた思い出が詰まる柿の木も抜かれることに…。重機でどんどん破壊されていく家と、それを見守る家主は…?

地元で30年間愛され続けた2階建て書店に住む家主夫婦のもとへは佐藤・内藤が訪れる。近年の厳しい書店事情や駅前開発によって解体を決断した家主。書店を畳み、引っ越すことを決意した夫婦は解体契約書にサイン後、最後の晩さんを開催する。晩さん会では、まさかのサプライズも!ついに解体着工するが、鉄骨と木造の2重構造の建物の解体はそれぞれの建材が異なるため、困難を極める。その解体方法とは!?庭の解体では、家主が苗から育てた桜の木を撤去。線路沿いに立つ桜の木の撤去にはさまざまな制約があり、作業は難航する!当日、目の前で解体されていく家を見つめる家主夫婦は何を思うのか…。

家主が抱える建物の問題をさっそうと解決する人間ドキュメント「家に歴史あり」バラエティーをお楽しみに!
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出演者

【解体立会人】
木下隆行(TKO)
佐藤仁美
内藤大助
奈美悦子
はなわ