放送内容詳細 2012年12月、名優・十八代目中村勘三郎が57歳で旅立った。歌舞伎役者として、昭和・平成の舞台を盛り立て、演劇の世界に常に新しい風を送り込んだ稀代の役者・勘三郎は、数多くの足跡を残したが、それは、まさに“芸の宝”と呼ぶに相応しいものばかりだ。その宝を、勘三郎の子息、勘九郎と七之助が引き継ぎ、父に勝るとも劣らない業績を重ねている。さらに、受け継がれた“中村屋魂”は、次世代への受け渡しへ向けて動き出している。2017年2月、勘九郎の二人の子どもたちが初舞台・襲名披露を迎えることになった。兄・七緒八は5歳、弟・哲之は3歳で立つ舞台、演目は『門出二人桃太郎』。「桃太郎」は、2人の祖父にあたる十八代目中村勘三郎が4歳で初舞台を踏み勘九郎を襲名した時の演目。そして父・勘九郎(当時5歳)と叔父・七之助(当時3歳)も、1987年に同じくで初舞台を踏んだ時の演目で、勘太郎、七之助を襲名した。 閉じる もっと見る 出演者 【ナレーション】武田祐子(フジテレビアナウンサー) スタッフ 【ディレクター】宮城達也(トップシーン)【プロデューサー】西村朗(フジテレビ)山澤美紀(トップシーン)