「リオか、ゼロか。」
これまで数々のドラマを生み出してきた大阪国際女子マラソン。オリンピックイヤーとして迎える今大会には、現在の女子マラソンを代表する選手が、多数エントリー。
リオデジャネイロ五輪代表選考会も兼ねている今大会。新時代の女王を決める戦いが幕を開ける!
女子マラソンのリオ五輪代表枠は「3」。そのうちの1枠は、今夏の世界選手権で7位に入賞した伊藤舞(大塚製薬)が勝ち取った。残りは「2」枠。その2枠をめぐり、1月31日の大阪国際女子マラソン、2016年3月の名古屋ウィメンズマラソンの2レースで有力選手たちが火花を散らす。
大阪の注目選手は、ロンドン五輪代表の重友梨佐選手(天満屋)、そして2013年世界選手権女子マラソン銅メダルの福士加代子選手(ワコール)。特に福士選手は2015年10月にシカゴマラソンに出場したあと自分の練習を振り返り、「これまでよりしっかりやってきたので、ようやくマラソンというものが見えてきた」と自信をのぞかせていた。
レースまでの仕上げに期待したい。またネクストヒロイン枠の加藤岬(九電工)、福内櫻子(大東大)ら初マラソン組にも大きな期待がかかる。