放送内容詳細 1995年1月17日、午前5時46分、阪神・淡路大震災発生。道路・鉄道・電気・水道・ガス・電話などのライフラインは寸断され、被災地の人々は闇の中で、ぼうぜんと立ち尽くしていた。そして、街は情報から遮断された。 その中心部で被災した新聞社があった。 神戸新聞社。代表的な地方紙として、兵庫の人々にとっては欠かせない新聞だった。しかも、社員にとっては創刊以来、戦時中でさえ休刊したことがないことが誇りだった。 しかし、震災で新聞社としての機能は完全にまひした。新聞作成のコンピューターも壊滅し、写真の現像も困難だった。彼らに残されたのはたった2本の電話回線と輪転機のみ。だが、当時の編集局長は全記者に指令を出した。「何としても新聞は出す!」と。彼らは新聞を作ることをあきらめなかった。 フジテレビは、神戸新聞の新聞記者たちが、それぞれの立場でもがき苦しみながらも、新聞を作り続けた闘いの模様を描くドキュメンタリードラマをお届けする。番組では「地元新聞紙としての役割」を守るため、そして、「被災した人々に何ができるのか」の答えを見つけるため苦闘した彼らの姿、そして、15年後の彼らの現在の姿を追う。 閉じる もっと見る 出演者 櫻井翔 吹石一恵 萩原聖人 田中圭 小野武彦 山本圭 高嶋政宏 内藤剛志 ほか スタッフ 【脚本】田辺満 【企画・プロデュース】立松嗣章 【プロデューサー】成田一樹 及川博則 松野千鶴子 大隈正睦 中津留誠 【演出】七高剛 茂原雄二