この世界には、仕事が溢れている。
仕事―。
1、何かを作り出す、または成し遂げるための行動。
2、生計を立てる手段として従事する事柄、職業。
辞書にそう書いてあっても、本当に仕事とは何であるのか、それはよくわからない。

商社で働く女性。大海原で魚を獲る漁師。独力で会社を立ち上げた起業家。
新たな命の誕生に立ち会う助産師。ドラマを紡ぐ助監督。そして医者を演じる女優。

彼・彼女たちの一日に密着するドキュメンタリー番組。
みんな、各々の思い、各々の事情で働いている。それが自分の思い描いていた仕事じゃないかも知れない。
でも、夜更かしのときに食べるカップラーメンも、暇つぶしで眺めるブログも、横になっているベッドも、すべて誰かの仕事で出来ていて、見渡すと実際のところ、この世界には仕事が溢れている。

いま、自己分析をしている君、エントリーシートに悩んでいる君、
いろんな会社のホームページを眺めている君。
ちょっと立ち止まってみませんか？
これは、もしかしたら、君の未来かも知れない一日。