今年の名古屋は、リオへの第一歩。今回はアジア大会（韓国・仁川）の選考レース。このアジア大会は、2015年の世界選手権（中国・北京）へとつながり、さらに、その先には、リオ五輪の切符が待っている。そんな名古屋の主役は誰なのか？去年の名古屋、40キロ過ぎのラストスパートで一気に優勝を決めた木崎良子選手。自己ベストを大幅に更新し2時間23分34秒で優勝。その後のモスクワ世界選手権では4位に入るなど、名実共に日本を代表する選手の1人に。「良いイメージがあるから出たい」と自ら意思表示して挑む今年の名古屋。調整も順調で、さらなる自己記録更新と連覇を狙う。
そんな本命・木崎選手に対するは、将来が楽しみな期待の若手ランナーたち。23歳の加藤麻美選手は、2度目のマラソンで大幅な自己記録の更新を目指す。初マラソンの田中智美選手は、直前の実業団ハーフで自己新記録の1時間9分台前半を記録。まだ余裕を感じる位の圧勝であった。去年の実業団駅伝で優勝したデンソーからは、エース区間を任された水口侑子が初マラソン。他にも楽しみな若手選手が多くエントリーしている！名古屋からリオの新星が誕生するのか。
そして、もう1つの主役が1万5千人超の一般女性ランナーたち。世界最大の女性だけのフルマラソンにご期待下さい。