第30回記念大会の優勝者で、今回の大阪をラストランに決めたママさんランナー・赤羽有紀子(ホクレン)や、前回大会で自己記録を3分以上更新し3位入賞した渡邊裕子(エディオン)、大阪からロンドン五輪への切符をつかんだ重友梨佐(天満屋)の他、小崎まり(ノーリツ)、宮内宏子(京セラ)、野村沙世(第一生命)ら計6名の国内招待選手が出場を予定。また、昨年の覇者であるタチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)をはじめとする7名が国外からの招待選手として出場を予定している。
2014年秋に韓国・仁川で行われるアジア競技大会の代表選手選考会も兼ねている今大会。第30回記念大会から変更されたフラットなコースは世界最速コースとも言われており、記録誕生にも期待が高まる。一方、今回からレースを引っ張る役割のペースメーカーを置かないことも発表され、いつレースが動くか分からないスリリングな展開が予想される。
これまで世界を舞台に戦ってきたベテランランナー、これからのマラソン界をけん引するべき若手ランナー、それぞれの思いがぶつかる第33回大阪国際女子マラソン。ここから、日本が世界に誇る新たな女王が誕生する!
<コース>
長居陸上競技場~森ノ宮~OBP~天満橋~北浜~大阪市役所~(御堂筋)~道頓堀折り返し~淀屋橋(土佐堀通り)~天満橋~大阪城公園~長居陸上競技場(42.195km) 国際陸連(IAAF)公認コース