独占追跡!三億円事件“最後の告白者”~真犯人の影…45年目の新証言~
独占追跡!三億円事件“最後の告白者”~真犯人の影…45年目の新証言~
2013年12月21日(土)放送終了

放送内容詳細

今から45年前の12月10日午前9時15分。激しい雨の中、工場従業員に支払われる4523人分の冬のボーナス約3億円、現在の貨幣価値で約20億円が現金輸送車に積まれ走り出した。出発から6分後、偽の白バイ警察官が輸送車に停止を命じる。「車に爆発物が仕掛けられているかもしれない」と乗務員に避難を促し、発煙筒をダイナマイトに見立てて車ごと強奪する。“三億円事件”はたった3分間の犯行だった…。
17.2%の高視聴率を出した『新証言!三億円事件40年目の真相』が放送されたのが2008年12月。あれから5年の歳月が流れたが、番組は日米比3カ国に渡る徹底取材を敢行していた!この5年で得られた“新証言の数々”を石黒賢主演のドキュメンタリードラマに盛り込み、丸45年が経過した事件の真相に迫る。
最後まで捜査線上に残った不良集団“立川グループ”の元メンバーたち。重要参考人だった少年の自殺。その家族をよく知る1人は、誰も知らなかった家族の悲劇について語り出し、別の元メンバーは、事件後ハワイへ移住した仲間の詳細を初激白。そして彼らの溜り場だった店のマスターをマニラで発見…。45年間秘めてきた驚がくの事実を語る。さらに、事件後に突然金持ちになった人物の居場所も突き止めて…。
数々の新証言から浮かび上がる新事実。その新事実をつむぎ合わせたとき、戦後犯罪史上最大のミステリーの真相が見えてくる!

■ドラマあらすじ■
1968年12月10日に発生した“三億円強奪事件”。当時、主にコロシ(殺人事件)を担当していた警視庁捜査一課主任警部の鈴木公一(石黒賢)は、東京・昭島署管内で発生した飲食店の女将強盗殺人事件の犯人を検挙して、久しぶりの休みをとっていた。事件発生日の午後2時。鈴木が自宅にいると、妻から事件発生を知らされる。鈴木は自分が捜査に加わる必要性を感じ、本庁に連絡を入れるが自宅待機を命じられる。それから間もなくして、捜査本部では事件捜査を円滑に進めるためにはタタキ(強盗事件)の捜査員だけでは足りない状況が判り、コロシの捜査員にも出動してもらうよう本庁に連絡を入れ、鈴木にも本庁から出動要請が出る。
一方、「吉展ちゃん誘拐殺人事件」や「日本航空羽田沖墜落事故」も担当していた警視庁捜査一課の刑事・加藤尚(山下徹大)は、捜査一課最年少刑事としていち早く3億円が強奪された事件現場に駆けつける。そこで加藤は被害者の日本信託銀行行員2人と会い、事件当時の様子を聞き、盗まれた3億円が入っていたジュラルミンケースと同じものが東芝の工場にあることを聞き出す。その間にも犯行に使用された乗用車や偽装白バイなど、犯人の遺留品は続々と発見されていて、その数は153点にもなった。
東京・府中署に設けられた“三億円強奪事件特別捜査本部”は、浜崎仁捜査一課長をトップに既に86名の捜査員が投入されていた。遺留品の多さなどもあって、捜査員の誰もが早期に事件解決にたどり着けると考えていたが…。
若き刑事、昭和の名刑事、多くの捜査員が投入された“三億円強奪事件”。当時、最前線で自らの人生をかけて捜査に当たった鈴木と加藤、2人の刑事への密着取材を元に昭和最大の完全犯罪ミステリーに終止符を打つ!
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出演者

スタッフ

【プロデュース】
張江泰之
岡島政利(オイコーポレーション)
塚田哲也(アニマ21)

【演出】
富田勝典(アニマ21)