ソチ五輪を見据えた戦い!年末の風物詩として定着した氷上決戦『全日本フィギュアスケート選手権』が迫ってきた。今年は久々に札幌の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで、12月21日から24日まで開催される。
フィギュアスケートの日本一を決める国内選手権として今年で第81回となる本大会は、来年3月にカナダ・ロンドンで開催される「ISU世界フィギュアスケート選手権2013」の代表選考会にもなっていて2014年に開催されるソチ五輪を見据えた重要な戦いだ。
男子は、前回ニースで開催された「世界フィギュアスケート選手権2012」で銀メダルを獲得し、先日行われた「GPファイナル」で日本男子として初のタイトルを獲得した高橋大輔、先ごろ行われた「NHK杯」で優勝、「GPファイナル」でも高橋をあと一歩のところまで追いつめた2位入賞の羽生結弦、GPシリーズの初戦「スケートアメリカ」で自己ベストを更新するSP2位から逆転優勝を飾った小塚崇彦、昨シーズンケガのため「全日本フィギュア」を欠場したものの今年の「スケートカナダ」で3位入賞を果たした織田信成、「スケートアメリカ」で初の表彰台、その後の中国大会で初優勝を飾った町田樹らを中心に激しい表彰台争いが繰り広げられる。