放送内容詳細 近い将来、必ず起きるという首都直下地震。その時、東京の人々が「3・11」の犠牲を生かせなかったとしたら…。これは、すっかり日常を取り戻したように見える東京に、あの震災がどれほどの警鐘を鳴らしていたのか…。防災の日に合わせて、あらためて警告を発し、あらためて「忘れない」思いを取り戻し、来るべき危機に我々はどう立ち向かえばよいのか?を伝えるための番組である。番組では「3・11」を記録し、これまで公になることのなかった映像、視聴者が撮影した未公開映像の数々を入手した。こうした貴重な映像を読み解くことで「そこで何が起き、その後、どうなっていくのか」を徹底的に取材、検証し、東京に起こりうる「危機」に迫る。番組は、架空の“首都大震災”が起きた1年半後(「3・11」から見た今年8月)の設定。誰もが心のどこかで、「次の3・11」の不安を抱えて生きる今だからこそ、「もし、起きてしまったら」に真正面に向き合いながら、万を超す命が残した「教訓」、伝えておかなければならない「真実」をお送りする。 ○未公開空撮映像が見た:都市多重災害の恐怖 ○34台のカメラがとらえた:忍び寄る「低い津波」の恐怖 ○道路定点カメラが見た:知られざる「車で避難」の死角 ○機長、管制官が初めて語る:着陸地を失った86機の旅客機 ○東京の現実:津波被害者は本当に「ゼロ」なのか ○1年半後の現実:東京は立ち直れるのか ○「啓開」:日本を救った知られざる指令 閉じる もっと見る 出演者 【ナビゲーター】伊東四朗 【ナレーション】鈴木福 他 スタッフ 情報制作局東日本大震災特別番組プロジェクトチーム 【制作統括】堤康一 【プロデューサー】大野高義 【総合演出】宮下佐紀子