放送内容詳細 フリーのルポライター、浅見光彦(榎木孝明)のもとに“軽井沢の先生”こと小説家の内田康夫(内田康夫)から電話が入った。先生の用件は、テレビドラマで浅見役を演じる絵樹卓夫(榎木孝明・二役)のこと。鹿児島県菱刈町の金鉱主である絵樹の実家に脅迫電話がかかってくるので、調べて欲しいというものだ。さらに、仕事を依頼してきた雑誌編集長の友人の娘、緩鹿智美(安達祐実)の様子を見てくることを頼まれてしまった。鹿児島に着いた浅見は、早速、智美を訪ねる。浅見が石橋の取材に来たことを話すと、智美は石橋研究家の田平芳信(峰岸徹)を紹介してくれた。田平と飲んだ帰り、智美は浅見を『可否館』という喫茶店に誘い、マスターの新田翔(細川茂樹)も紹介する。新田は大手ゼネコンに勤めるエリートだったが、鹿児島で建設会社を営む父親が五石橋の架け替え工事を請け負い、勤めていた会社もこの事業に乗り出したため辞職して喫茶店を始めていた。 翌日の深夜智美の携帯電話に新田から、父の栄次(小倉馨)が死んだという連絡が入った。新田は共犯者になりたくなければ、田平の家に行くようにと切羽詰った声で智美に告げ電話は切れた。 次の朝、浅見は“軽井沢の先生”からの依頼を片付けに絵樹家に向かう。卓夫の母くに子(北村魚)は、度重なる脅迫電話におびえていた。 浅見はホテルに戻り、田平に電話すると、そこで初めて新田の父親が殺されたことを知る… 閉じる もっと見る 出演者 榎木孝明 安達祐実 細川茂樹 モト冬樹 水野純一 小倉馨 渡辺康子 山本亘 峰岸徹 内田康夫 西岡徳馬 野際陽子ほか スタッフ 【原作】内田康夫 【脚本】関根俊夫 吉川直宏【企画】長部聡介 金井卓也 【プロデューサー】小林俊一 大下晴義 金丸哲也(東映) 【演出】小林俊一フジテレビ 彩の会